|
テーマ:野鳥好きっ♪(15701)
カテゴリ:野鳥
3月10日(土) 雨は早朝に上がりました。 今回はかなりまとまった雨量になりましたね。 これから芽吹きの季節を迎える草花には、良いお湿りとなったことでしょう。 一昨日、昨日と、 シジュウカラとコゲラの事を記しましたから、今日はエナガとヤマガラにも登場いただきます。 冬になりますと小鳥たちは混群を形成しますが、先頭を切っているのはたいていエナガです。 エナガが一羽、「ジュリ、リ、リ」と鳴きながらやってきますと、 残りのエナガがやってきて、さらにシジュウカラの群れに包まれます。 一番体の小さいエナガが先頭です。 何故なのでしょうか。 この写真の通り、エナガのくちばしは極小です。 小さいお顔から何か尖ったものが突き出ている程度です。 従って餌のサイズも極小です。 アブラムシや昆虫の卵を突いたり、樹液をなめたりしています。 この食性のため、一度にお腹を満たすことができません。 常に枝から枝へと飛び移り、あちらこちらで採餌しています。 一か所に留まる時間が短いので、自然と混群の先頭に立ってしまうのですね。 一方、コゲラは樹を突くのに時間がかかります。 しかも一本の樹を、下から順に突きながら上に上がって行きます。 採餌に時間がかかり、一か所に留まる時間が長いのです。 だから、最後に「待って」と後を追いかけることが多くなります。 またエナガは、性格は大胆ですが行動は素早いです。 危険を察知しますと、逸早く非難できます。 このような特性もあり、混群の先頭にはピッタリですね。 エナガは本当に可愛いのですが、 シジュウカラなどの小鳥っぽい可愛らしさとは異質ですね。 小さなくちばしや、長い尾羽、クリクリのお目眼は、小鳥でないはない何かを見ているようです。 身体を伸ばして隣の枝にジャンプします。 とても身軽です。 飛んでる姿は、小さな毛まりに天使の羽。 小鳥っぽくないです。 ハチが飛んでいるようです。 少し開けたところで、ヤマガラの小群に出会いました。 正確に確認できていませんが、印象としては全てヤマガラ。 オレンジ色のお腹が目立っていましたから・・・。 珍しく混群ではありません。 確かに先程出会った混群にはいませんでしたね。 そろそろ冬も終わりという事なのでしょうか。 得意のお辞儀。 ご挨拶は欠かしません。 礼儀正しいのです。 あまり見かけない姿勢です。 まるでコゲラのシルエット。 いつも同行しているコゲラに、こっそり教えてもらったのでしょうか。 樹の幹を穿っています。 意外と後足の爪が長いのですね。 始めて気が付きました。 最近はすっかり森好きになってしまいました。 そして森に行くと良く会う小鳥たち。 様々な姿を見せてくれますのでしばらくは飽きないですね。 そのため、白鳥やノスリが疎かになっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.03.10 18:24:48
[野鳥] カテゴリの最新記事
|