アウトドア親爺の徒然日記

5月16日（水）

昨日はたいへん気温が上がり、関東でも30℃超えを観測したところがあったそうです。
今日は更に暑くなる予想。　早くも熱中症や夏バテの心配が必要です。


過日、この日もGW前ですが、
利根川の支流、小貝川沿いの遊歩道をお散歩していますと、ちょっとした中州が見えてきました。
何か変わった野鳥がいないかと、少し道を外れて観察に向かいます。

中洲の向こう側には、カルガモ一家か。
他には何かいないかな。  しばらく観ていましたが、泥の色しか見えません。





諦めかけたその時、かなり手前で何かが動きました。
カメラアイで確認しますと、コチドリでした。

遠くばかりを観ていて、気が付かなかったようです。
まさに「灯台もと暗し」ですな。





コチドリは、印旛沼の吉高給排機場近辺で初めてお会いしました。
それ以来の再会です。





相変わらず、ゴールドに見えるアイリングが美しい鳥です。





前回は番でしたが、この日は独身さんです。





千鳥足であっちふらふら、こっちふらふら。
しかし、繁華街の酔っ払いよりはしっかりした足取りですよ。





立ち止まると何かを見ているか、くちばしで泥を探っています。





コチドリは、国際自然保護連合（IUCN）から、
レッドリストの軽度懸念（LC）の指定を受けています。





日本ではいろいろな都道府県でレッドリストの指定を受けていますよ。

例えば千葉県では、重要保護生物（B）（環境省の絶滅危惧IB類相当）とされています。
また、東京都や大阪府では、絶滅危惧II類 となっているようですな。





それほど気楽に会える鳥ではないようです。





東南アジアなどから渡ってくる夏鳥ですよ。
日本に来る時期は、夏鳥の中では最も早い部類です。

ツバメとほぼ同じ、3月には来ているようですな。





雌雄同色ですから、区別をするのは至難の業です。
シジュウカラと同様に、黒い線が太いのは♂との話もあります。





この子の場合はどちらなのでしょうか。
比較対象がないので、判断のしようがありません。





このような泥田でなければ、もっときれいなのでしょうが。
くちばしも脚も泥だらけです。





それにしても、ゴールデンアイリングのクリクリお眼目は、やはり可愛いですね。

このアイリング。  成鳥の夏羽にしか見られないそうです。
我が家の近所では夏鳥ですから、お眼目パッチリのコチドリしか会えませんけどね。

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