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アウトドア親爺の徒然日記

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2018.05.28
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カテゴリ:野鳥


5月28日(月)

昨晩外に出ますと、東から涼しい風が吹いていました。
お天気が崩れる予兆ですね。 案の定、西から低気圧が接近してきています。
今週はスッキリしないお天気が続きそうですね。


先週末、手賀沼の湖畔や手賀川の川岸の葦原が、突然賑やかになっていました。
夏鳥のオオヨシキリが大挙してお引越しをしてきたようです。

冬鳥たちは、5月に入ると流石に見かけなくなっていました。
北国へ渡去してしまったのですね。 カモ族もカルガモだけがお留守番です。





少々寂しい気分でおりましたが、
ツバメやオオヨシキリが来夏の雰囲気を盛り上げてくれます。





オオヨシキリは、冬の間は東南アジアなどの南国で過ごします。
見掛けはやや地味で、暑さを想像させる気配はありませんが、高温多湿を好む鳥なのです。





日本にやってきますと、早速恋の季節です。
♂は♀より若干早く渡来し、お気に入りの場所に縄張りを持ちます。





そして、後からやってくる♀に自分の魅力をアピールするため、
枯れた葦によじ登り大きな声で囀ります。 これは縄張りの主張でもあります。





囀りの声は、「ギョ、ギョシ、ギョギョシ、ギョギョシ」の後に、
「ケケシ、ケケシ、チチチ」などが続きます。

大方は、この単純なフレーズの繰り返しに聞こえますな。





かなり大きな声ですね。 澄み切った美声ではありません。
一斉に鳴かれると、かなり騒々しく感じます。





確かめたことはないのですが、
オオヨシキリは、鳥には珍しく夜間にも鳴くそうですよ。





ウシガエルの「モー、モー」という鳴き声と混じって聞こえてきますと、
何だか寝苦しい夜になってしまいそうですね。

鳴き声の特徴から「行々子」とも呼ばれています。

「行々子 口から先に 生まれたか」という、小林一茶の俳句があります。

また、松尾芭蕉翁は、
「能なしの 眠たし我を 行々子」としています。

昔の人にとっても、
オオヨシキリの囀りは、安眠を妨害する迷惑な鳴き声だったようです。





外見上の特徴は、何といっても赤いくちばしでしょう。
くちばしの中まで赤いのです。 トップの写真で良く分かります。

眼の周りは、藪が好みの鳥と共通点が見られます。
ウグイスに少し似ていますでしょ。

くちばしの端から眼にかけて、黒い過眼線が通り目の上には白い眉斑があります。
しかし、どちらもそれほど明確ではありません。

頭はぼさぼさと毛が立っていますね。
ヒヨドリの頭を彷彿させます。





葦の茂みの中から、飛び出してきました。

背中は、このように薄い赤茶色です。
お腹は白っぽい褐色です。 体色は単純ですね。





翼は割りとコンパクトです。
渡る距離はそれほど長くはないのかもしれません。





この体勢から葦の茎の中ごろに留まります。
後は囀りながら、茎の天辺目指してよじ登っていきます。

この様子は一所懸命で微笑ましいものがあります。





長い時間、一か所に留まって囀る♂もいれば、忙しなく場所を移動する♂もいます。

たぶん、前者は既に縄張りが確定しているのでしょう。





後者の♂は、未だ♂同士で縄張り争いをしているものと思われます。

二羽で追い駆けっこをしていましたよ。
渡来したばかりで、お家の境界線がはっきりとしていないのでしょうか?

とにかくも、ここしばらくは賑やかな水辺となることでしょう。








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Last updated  2018.05.29 04:47:29
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