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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2018.06.12
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カテゴリ:道具



6月12日(火)

昨夜のうちに台風5号は日本列島から離れ、
静かな朝を迎えています。  

しかし、気温はぐんぐんと上がり、真夏日になりそつですね。
熱中症にご注意ですな。


5月のGWに、
久しぶりにキャンプに行きまして、いろいろと考えさせられる事がありました。

まずは一般論からいきましょう。

以前と比べますと、キャンプの楽しみ方が多様化していますね。

かっては、ファミリー単位のキャンプが主でしたが、
家族の在り方も様々になりましたから、参加メンバーも多様化しています。

ソロキャンプもあり、夫婦ではないカップル、
地縁、血縁のないグループなど何でもありですか。

ペットも家族の大切な一員となっていますから、
御犬様は勿論のこと、御猫様まで参加しています。





昔に比べると、キャンプへの入り口も多様化してきましたね。

親爺が若い頃は、登山から入る、家族旅行から入る、
自然を楽しむから入る、釣りから入る、こんなところが主でしたが・・・。

今は、宴会から入る、カヌーから入る、
星空観望から入る、ペットと遊ぶから入るなど、キャンプの目的が多種多様化しています。

特に仲間内、家族同士の宴会目的の需要が増えてきているように思えます。

都市部を中心に家族単位がどんどん縮小し、
老若男女何れにおいても、一人暮らし生活の人が増え続けています。

また、家族の在り方も実に多様化してきています。
結婚しても子供はいらないという夫婦も増えてきていますね。

画一的な生活パターンは、いまや存在しないのかもしれません。





昔は盛んであった、
企業単位、地域単位でのイベントも、その参加者もどんどん数を減らしています。

一方で、SNSが発達しコミュニケーションの取り方も多様化してきました。
SNSもインスタ、facebook など、画像や映像も共有する tool が増えてきました。

気の合う仲間と、
普段は共通の話題と通じてネットで繋がっていて、
偶には顔合わせてお話しようという、オフミの機会も増えています。

そのような折、比較的手軽に企画できるキャンプはうってつけなのかもしれませんね。





最近のキャンプ人口は、横這いから脱出しやや右肩上がりになってきているようです。

日本オートキャンプ協会の「オートキャンプ白書2017」によりますと、
オートキャンプ人口は、バブル経済崩壊後の1996年の1580万人がピーク。

全国のオートキャンプ場は、何と1000ヵ所以上。
確かに、国営のキャンプ場があったり、
自治体の多くがキャンプ場を開設したりしていました。

しかしその後、アウトドアブームは一旦去っていきます。

2004年から2012年までは、700万人程度とピーク時の半分以下で推移。
2013年から上昇し始め、今では800万人台を回復している模様。

日本オートキャンプ協会 website より


最近の伸びは、
若い層がキャンプを始めたことが、大きく寄与しているようです。

キャンプ関連の website を見ていますと、
「キャンプはおしゃれ」というイメージがかなり色濃くでていますね。

このようなところが、20代、30代を引き付けていますかね。

滞在日数では、日帰りか一泊が構成比を上げています。
これもたいへん特徴的。

我が家がキャンプ生活を休止している間に、
一つの新しい概念が生まれていました。 それはグランピング。

グランピングとはGlamping。
グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語です。

氾濫する情報を親爺的に整理して解釈すると、
キャンプ道具の運搬やテント設営、アウトドア料理を他人任せにした、
キャンプの疑似体験ですな。

キャンプに出かけたのと同様の体験が、お手軽にできるというわけです。

グランピングという言葉は、2005年にイギリスで生まれたそうですが、
日本においては2015年に星野リゾートが最初の施設を開設したそうです。

しかしこのスタイル、
拡大解釈すれば、親爺の若い頃から南国ビーチリゾートのサービスと似ています。
自然の中の不自由さは全くないですね。 人任せだらけのの日常生活と大差はありません。

ちょっと皮肉ってみますと、テントで食べる焼肉屋さんにそのままお泊まりしちゃったということ。
それも交通の不便な田舎。  定着するかどうか疑問ですな。





ここまで全体的に見て、
今増えつつあるキャンプの姿は、本来のキャンプとややずれているように思えます。

まぁ「本来のキャンプって何よ」と思いますが、
親爺的解釈では、
旅行、登山、軍隊の延長から考えますと、
キャンプは単に長期間屋外で過ごすための手段です。

日常生活から切り離された異空間です。

長期間屋外で過ごしますから、雨が降れば風も吹く。 嵐に遭遇することもあるでしょう。
暑い日もあれば寒い日もありますし、歓迎しない虫たちも、たくさん飛び交っています。

大袈裟に言えば、
そのような環境の中で、人はどのように命を繋ぐかの実験です。
そして、自分の命と取り巻く自然、環境、社会、家族との関わりを見つめ直す機会です。

一泊二日の日程で、夜遅くまで大声で語らい、
SNSに写真を投稿し、次の日には撤収してしまう。 これはキャンプではないですな。

これでは、セルフサービスの居酒屋を屋外に持ち出しただけではないですか。
ポンコツの親爺には、感度が高い若者の考えはなかなか理解しがたいものがあります。

さて一方では、
キャンプ場経営者アンケートによると、ソロキャンパーも増えているとのこと。

こちらの方が、共感を覚えますな。

何でも自分でやる。 気の向くまま移動する。 全て自分で責任を持つ。
これもすばらしい経験です。






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Last updated  2018.06.12 21:25:47



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