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アウトドア親爺の徒然日記

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2018.06.14
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カテゴリ:キャンプ


6月14日(木)

今日は一日薄曇り。
今年の梅雨はジメジメ型ではなく、ザーと降ってパッと晴れる型だそうです。

連日、シトシトピッチャンよりは良いかもしれません。
お陽様のお顔を拝まないと気が滅入ってきます。

今晩から4年に一度のフットボールの祭典、
FIFAワールドカップ ロシア大会が開幕します。 明日から寝不足の人も増えそうです。


さて
テントの幕体として、近年人気のT/C素材。
ポリエステル繊維と綿の混紡です。

それなら、P/C素材だろうと突っ込みたくなりますが・・・。
ポリエステルは樹脂の一般的名称ですから、
ポリエステル繊維といっても問題はないのですが。

ポリエステル樹脂には幾つか種類あるようです。
代表的なのがポリエチレンテレフタレート、略してPET。

そうです、ペットボトルのPETです。

さて本題ですが、
T/C素材とは、テトロン/コットン素材の略だそうです。
テトロンとはポリエステルからできた繊維のこと。

1958年に、帝人と東レがポリエステル繊維を導入した際、
それぞれの会社の頭文字を1つずつ取り、
さらにナイロンを真似して付けた商標がテトロンなのです。

従って、正確な表記はテトロン®️。 面倒くさいからテトロンとしておきます。
アメリカではダクロン®️(アメリカ・デュポンの商標)と呼ばれています。

釣糸にも良く使われている合成繊維ですね。
東レの釣糸のご愛用者も多いのではないかと思います。

「相変わらず寄り道が多いな。なかなか本題に行かないぞ」





T/C素材はポリコットン素材とする場合もあります。

ポリエステル繊維とコットンの混紡ですからポリコットン。
これも何だか安易な命名ですが、T/Cと同じと考えて問題なさそうです。

テトロンと綿の良いとこどりをしているのがT/C素材の売りとか。
テトロンと綿の混合比率を変えることで、性質を変化させることができるようです。

T/C素材のテントは、テカテカ・ツルツル感はなさそうです。
綿の質感が上手く出ているようです。

確かになぁ、森の中、草原、湖畔等、自然の中では相性抜群。
インスタにも映えます。 ファッション系としては、人気が出るのも頷けますな。




大昔の綿素材onlyの時代は別にして、
従来のテントの幕体は、
ポリエステルかポリアミド(ナイロン)のファブリックが主体でした。

ポリエステルは、吸水性がほとんど無くメインテナンスが楽です。
耐久性も十分持ち合せ、張があって折れ目が付きにくいというメリットもあります。

ポリアミドは、ポリエステルより更に軽くて、
耐摩耗性が高く丈夫なので、登山用のテントに多用されますね。

どちらも帯電し易いのが欠点ですが、テント素材としては問題ないでしょう。

ポリエステルの特徴には、美しい光沢があるという長所もありますね。

そして用途展開も多様なものがあり、
超極細、異形断面、中空等多岐にわたる繊維が開発されています。

世界で最も繊維に使用されている樹脂なんですよ。





一方、綿素材の布は,帆船の帆にも使われたようにたいへん丈夫です。
そして、非常に柔らかく吸湿性が高く通気性も良好ですね。

したがって、綿素材を衣類に使いますと、
肌触りが良くて、夏には汗を吸収し風を通しますので涼しく感じます。
また中空構造なので、適度な保温性もあります。

また燃え拡がり難いという特徴も併せ持ちます。
江戸時代には、火消しの半纏にも使われたほどです。
また静電気も帯び難いです。

この特徴は、テントの幕体にも活かされてきました。
ただし、大きな欠点もあります。

それは、第一に吸湿性つまり吸水性が高いということ。
つまり、悪天候に弱く汚れがつきやすいということです。

そして第二は縮み易いということ。
形が変形してしまいます。

このように、ポリエステルと綿を比べると、
丈夫さ以外は、ほぼ相反した特性を持つことが分かります。





そこで、この2種類の繊維を混ぜて糸を撚り、
その糸で布を織りあげるとどうなるかということになりますね。

良いとこ取りのの理想の布になりはしないかと。

綿素材は水を含むと膨張するという特徴があり、
雨が降って水を含むと自ら生地の隙間を埋めてくれるため、
耐水圧が高くなくても雨が下まで落ちるのを防いでくれるらしいです。

本当かなぁ。 耐水圧は300mm~400mm程度ということでありますから、
アメドの1/5~1/6以下。 うーん、考えちゃいます。

テントの中が濡れた状態というのは、たいへん居心地の悪いものです。
本当これは最悪です。

T/C素材は火の粉に強いのも特徴と言われています。 これは良いね。
テントの中でも火が扱えるとか。
ポリエステルは火に弱いのですがコットンは比較的火に強いためですね。

確かにポリエステルやナイロン等、合成繊維は熱に弱い。
しかし、我が家のアメド、未だに穴を空けたことはありません。

もちろん、
テントの中で煮炊きは考えたことがありませんがね。





素材としての特徴はそんな感じですが、
T/C素材ののテントってどうなんでしょうか。

考えられるのは、晴れた日に使うのにはいいんだろうな、
雨の日は逆にデメリットもかなり感じられてしまうんだろうなということ。

つまり天候の変化を伴う、少々長期のキャンプには???
天候を見計らっての、短期滞在のキャンプには気持ちが良いかもしれません。

冬キャンプにも向いていそうです。 テントの中でストーブ焚いても大丈夫そうです。
焚き火の火の粉がついても大丈夫そうですしね。

欲をいえば、雨降り用のポリエステル素材の耐水圧バッチリのテントと、
晴れを快適に過ごす用のT/C素材のテントの両方があると良いのではないでしょうか。

しかしねぇ、両方持って行って天気を観ながら張り替えるのはどうでしょうか?
そこまでする人はまずいないでしょうね。






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Last updated  2018.06.14 17:53:45



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