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アウトドア親爺の徒然日記

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2018.07.15
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カテゴリ:季節


7月15日(日)

本当にお暑いですなぁ。  毎日のご挨拶はこればかり。

今朝はいくらか涼しい風が吹いていましたが、
陽が昇った途端に気温は急上昇。  鳥の鳴き声も途絶えてしまいます。


東京下町の夏の風物詩。 「入谷の朝顔まつり」と「浅草寺のほおずき市」。
例年、七夕を挟んだ7月6日~8日に「入谷の朝顔まつり」が、
その直後、7月9日~10日に「浅草寺のほおずき市」が開催されています。

7月7日の日曜日、奥様と都内に用事がありお出かけしたので、
その帰りに、かっぱ橋の七夕まつりとあわせて寄ってみました。

下のポスターは、下谷観光連盟・入谷朝顔実行委員会の公式ポスター。
website からいただきました。





入谷の朝顔まつり(市)は、
通称入谷鬼子母神とされる真源寺境内とその前の言問い通り周辺で開催されます。

入谷鬼子母神は、「恐れ入谷の鬼子母神」という、
江戸時代中期の狂言師、太田蜀山人の洒落言葉でも有名です。

似たようなものは他に、「びっくり下谷の広徳寺」、
「情け有馬の水天宮」、「なんだ神田の大明神」なとがありますね。

「その手は桑名の焼き蛤」と同様、香具師などがテンポよく喋るための口上に使われます。

香具師とはどんなご職業かって。
まぁこの場合は、「フウテンの寅」みたいな人だと思ってください。
寅さんも「けっこう毛だらけ猫灰だらけ」なんて言ってますよね。





話がいきなり脱線しましたが、
なんで入谷で朝顔まつりなんでしょうか。

そもそも朝顔は日本の固有種ではありません。 帰化植物なんですね。
奈良時代末期の遣唐使が、その種子を薬として持ち帰ったものだということです。

ひょっとしたら弘法大師が持ち帰ったものかもしれません。
朝顔の種子の胚芽には、下剤作用がある成分が多く含まれているそうなんですよ。





そして朝顔は、非常に遺伝子変異が多い植物です。
江戸時代にはたいへんな朝顔ブームがあり、多種多様な品種が作りだされたのだとか。

江戸の町といえば、「火事と喧嘩は江戸の華」なんて言いますが、
江戸時代にはやたらと火事が頻発しました。  朝顔と火事は一見何の関係も無いようですが・・・。

もともと入谷界隈はど田舎であったのですが、1800年代初頭の大火で大きな空地ができ、
そこに御徒町や入谷の植木屋さんが、朝顔を植えたことが始まりなのです。

その後、朝顔の変化咲きがたいへんな人気を集め、
入谷の名物となり明治時代には、往来止めや見物料をとるほどになったとか。

という事で、入谷に朝顔なのですが、今の町並みからは想像できませんね。
もちろん朝顔畑なんて何処にもありません。





朝顔のお花は朝咲くことから、朝顔まつりも朝早くから始まります。
7時頃には大混雑なのだそうです。  

奥様と親爺がたどり着いたのは、午後2時過ぎ。
混雑していましたが、歩きにくいほどではありませんでした。





その代わり、朝顔のお花はほとんど萎んでしまっていて、
どのようなお花が咲くのか全く分かりませんでした。





ここが真源寺境内です。  中はさすがに大混雑。
人の顔を避けたら、こんな写真になってしまいました。





真源寺の宗派は法華宗。
鬼子母神が御本尊なので、入谷鬼子母神ともよばれています。

鬼子母神は法華経の陀羅尼品というお経に出てくる、
毘沙門天の配下の八大夜叉大将の妻で、五百人とも千人ともいわれる子の母です。

しかし、これらの子を育てるために人間の子を捕えて食べていたそうです。
見かねたお釈迦様は、彼女が最も愛していた末子を隠しました。

鬼子母神は必死に探し回ったが発見できず、お釈迦様に助けを求めたのです。
お釈迦様は、
「多くの子を持ちながら一人を失っただけ嘆き悲しんでいる。
それなら、ただ一人の子を失う親の苦しみはいかほどであろうか。」と諭しました。

こうして鬼子母神は仏法の守護神となり、子供と安産の守り神となったのです。





提灯も朝顔入りです。





なかなか素敵なディスプレーですね。





この朝顔はまだ、お花の形を保っていました。








沖縄地方の朝顔の園芸種は、宿根朝顔、琉球朝顔という名前で売られていました。











とあるビルの2階に上がる階段で見付けた、喫茶室ののれん。
少し休憩していくことにしました。





かなり洒落た内装です。





ほど近い上野には、豆大福が人気の岡埜栄泉という和菓子屋さんがあります。
第5代日本サッカー協会会長の岡野 俊一郎の実家としても有名です。

このお店も、その岡埜栄泉の流れでしょうか。





岡埜と栄泉の文字を見て、豆大福が食べたくなってしまったのですが、
残念ながらこのお店にはありませんでした。

元を辿ると繋がるのかもしれませんが、全く異なる経営のようです。






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Last updated  2018.07.16 10:55:19
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