カテゴリ:カテゴリ未分類
最近毎晩夜更かしする習慣ができてしまって、少し寝不足気味だ。 それでも中国語教室に絡んだ作業をしたり、携帯アプリをしたりして過ごすこの時間が好きだ。できるだけ早く寝たいことは寝たいんだけど。。。夜になると脂がのってくる(?!)・・・ちょっと夜光虫になりそうだな、危険危険。 先ほど野暮用があって、過去の写真を保管している引き出しを開けて写真を片っ端から見ていた。中学時代、高校時代、大学に留学に、海外生活していたころのもの、旅行で各地に行った写真がたくさんあった。 主に海外生活していたころの写真は、離婚してから見ないようにしてきていたのだが、今日は素直に写真を、写真に写っている人たちの顔を、冷静な心で見ることができた。やはり時間というものが、心の中の何かをほぐしてくれたのだろうかと思った。 ふと、2葉の写真が目に留まる。海外生活時代の職場で撮った写真だ。 そこに写るのは、デスクに座りパソコンをいじる、私ともう一人の女性。一葉は2人とも仕事にいそしんでカメラに気づいていない。もう一葉は、カメラを見て2人でにっこりと笑っている。 彼女はガンで数年前に亡くなった。 私は彼女のことをものすごく尊敬していたので、彼女の死は非常なショックでその後夢にも見たくらいだった。彼女はいつもしゃべり続け、行動し続け、エネルギッシュになんでもこなしていた。とても面倒見がよく、いつも私は可愛がってもらっていた。愚痴をこぼす私に優しく諭してくれた。常に前向きな生き方をしていて、後ろを振り返らないその姿に私は感嘆すると共に、「かくありたい」と思っていた。 いつかお墓参りをしたいと願いつつ、自分の体調がおぼつかないのでずっと行けないでいた。お墓は彼女の実家の福島県にある。 もう少し元気になったら、きっと会いに行きたい。この写真を見て、改めてそう思った。亡くなる10日ほど前、写真の頃とは全く違う姿になってしまっていた彼女に最後に病院で会った。一生懸命涙をこらえて、努めて明るく振舞ったのを今でも鮮明に覚えている。「これが最後なのかもしれない」そう思うと辛かった。 私はあれから今に至るまで、どんなことがあったかを報告したい。そして生前のように威勢よく叱咤激励をしてもらいに行きたいと願っている。 今の私の姿を見て、彼女は何ていうだろう。「なにくよくよしてんのよ!」「まだまだ若いじゃない!」「あやちんの人生、好きに生きなさいよ」。そんな風に言ってくれるのかな。 人の死というものの悲しさを知ったのは、彼女の死が初めてかもしれない。携帯電話には彼女の電話番号はまだ登録されたままだ。本当に心から好きな人なのだ。人生で彼女に会えたことは自分にとって財産だと思っている。 この写真を引き出しから取り出して、部屋に飾ることにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 27, 2010 04:46:59 AM
コメント(0) | コメントを書く |