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バツイチ子持ちの国際遠距離恋愛

バツイチ子持ちの国際遠距離恋愛

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2020年01月06日
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カテゴリ:これまでの話
年末年始の休暇が始まった。

去年は連絡が減って大ゲンカになったりしたけれど、私も大人になったので大丈夫だった。
あの日までは…。

帰国してから私は先が見えない状況に不安、苛立ち、あきらめなど色々な気持ちが渦巻いていた。
一年前は年内に一緒に暮らせるように出来たらいいね。
みたいな方向で話していて、私はそうできるように動いていたけれど、アダムはそうでもなかった。

マダガスカルから帰って、アダムは別の国に住みたい。
職場の許可が出たら年末にでも退職して別の国に行きたい。
そんなことを言っていた。

私は
「そんなことを言って、今の仕事がひと段落する7月まで辞めないでしょ。」
って言ったらアダムはアヤカは俺を信じてない!って激怒した。

だけどフランスについて1週間くらいで
「仕事は少なくとも7月まではやめない」
とさらりと言われた。

私としては
「は?あんなに私に怒ったくせに?だったら謝ってよね!」
と思ったけれど、ケンカの元になるから言わなかった。
でもこれはものすごく不快だった。

そしてそれで
「アダムはきっとこのままズルズルここに住み続けて、この関係も結局は変わらず続けるのか」
と諦めのような絶望のような何とも言えない気持ちに私はなっていた。

私は遠距離を続けることに苦痛を感じていたし、去年と違ってもはや先が見えない状況に行き詰まりを感じていてある意味病んでいた。

連絡を取るのもビデオチャットをしても会っても、結局それが終わってしまったら何になるのか。
クリスマス、年末年始、そしてバレンタインやお互いの誕生日も一緒にいる事が出来ない。
会えるとしても数か月に一度だけ。
いつまでこんなのを続けるのかも分からない。
そんな関係っていったい何なのか。
モヤモヤした気持ちは膨らみ始めて心を蝕んでいった。





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Last updated  2020年01月06日 02時47分19秒
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