知育あそび玩具箱for赤ちゃん&幼児

2009/06/22(月)13:54

子育てを振り返る。

子育て体験日記(288)

先日、週刊誌に子育てに関する記事が載っていた。 昔と今では、子育て理論に真逆な事が多くて、ギャップを感じるという内容だった。 例えば、一昔前は、赤ちゃんが泣いても、すぐに抱き上げると抱き癖がつくから、放っておくのが良いとされていたが、今はスキンシップ重視で、すぐに抱っこしてあげなければいけないとか。 また、うつぶせ寝が、首すわりなどの発達に良いという話だったが、今は乳幼児突然死症候群(SIDS)の要因になる可能性が高いからダメとか。 最近では、母乳育児が良いとされているあまり、母乳のみで育てなければいけないと思い込み、逆に栄養失調にさせてしまう場合もあると言う。 確かに免疫をつけるにおいて、初乳は与えた方が良いけれど、うちの場合は逆にミルクの方が太る可能性が高いから、ミルクを多く飲ませるように医者に勧められたクチだった。 「子育て」においては「絶対に、この方法じゃなきゃダメ!」というのは皆無だと思う。 絶対的マニュアルなんかは存在しないのだ。我が子を一番良く分かっているのは、他ならぬ親なのだからして、自分流の子育て論が、自身にとっては真実なのだと思う。 だけど、子育てには「悩み」「迷い」は、常につきまとうものだ。 私自身、我が子が小学校1年生になった今だって、色々と悩むこと、迷うことも多い。 自分の子育ての仕方を、振り返って考えてみると、自分が幼少時代、して欲しかったのに、してもらえなかった事、ここに大きく重点をおいているように感じる。 うちは共働きで母親も仕事仕事の毎日。絵本なんか一度も読み聞かせしてもらえなかったし、殆ど買ってももらえなかった。 だから出来るだけ、たくさんの絵本や童話を読んであげたいと考えて実践している。 それから進路についてもだが、私は漫画家に憧れ、デッサン力を勉強したくて、美大か美術の専門学校に行かせてもらいたかった。だけど、「美大など出ても、漫画家などになれる人間は、ごく僅か。美容師なら、美容学校を出れば誰でもなれる。」という親の言葉で、そんなものかと従った。 今は情報が簡単に手に入るから、自分で考え、行動にうつすことも出来ただろうが、当時は本当に何の情報もなかったし、社会を知らない十代にとっては、決めるべきすべがない。 もちろん、それを親のせいにはしたくないし、最終的には自身で選んだわけだし、成績も良くはなかったけど、社会人になって他にやりたい仕事があっても、学歴という点で面接すら受けられない。 それを考えると、やはり仕事の選択肢が広がるという点においては、学歴はつけてやりたいと思う。 幸いにして、学ぶことは好きなようなので、公文も頑張ってくれているが。 保育園児までは、あそびの延長として捉えていた勉強も、小学生となると、私自身の考え方が違ってきた。今の教科書自体が薄く、授業内容があまりにゆったりとしているので、いささか不安を感じるようになってきたのである。 そこで、公文と学校の宿題以外に、自分が作った、さんすうの問題などもやらせてみているのだが、これが過剰になりすぎていないだろうか?と、最近思ったりもする。 毎日、自宅での勉強時間は約1時間。 公文のある日は、公文で1時間、帰ってきてから1時間。 土・日も、午前中に1時間~2時間ほど、勉強をする日課となっている。 この時間を多いと捉えるか、少ないと捉えるかは、人それぞれだと思う。 今のところは、自らすすんでやっている日が多いけれど、たまに「やりたくない」と言う日もある。人間、気分がのらなければ大人だって何もやりたくないときもあるし、それは当たり前なんだけれど、こういった時の、あやかの心情と私の感情が一致しないとき、ついつい「やっちゃいなさい!」と命令口調で言ってしまう事もあるのだ。 そういう日の夜には、親のエゴ、単なる押しつけで、やらせてしまっているのではないか・・・と深く悩んでしまうんだよねえ~。 次の日に、また張り切って、机に向かう姿を見るとホッとするけど。。 何のために勉強するのか、まだ明確に捉えられない年齢なだけに、たくさん勉強すると私にほめてもらえるから、頑張っているという姿勢が見受けられるような気がする。 実際「どうして勉強しなきゃいけないの?」とは、今まで聞かれたことがない。 聞かれたら、どう答えるかは用意してあるのだけどね。 今のところ、本人は「学者になるために勉強する」と言ってはいるが、「学者」になった後は「お笑い芸人」になるとも言ってるし・・・。 ここらへんが、いかにも6歳児なんだけど~。(笑) どこまで親の介入が必要で、どこから手を離していくべきか、そこが幼児期と違って微妙なところ。 その辺の見極めが非常に難しいと思う。 やっぱり子育ては奥深いわ~。

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