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知育あそび玩具箱for赤ちゃん&幼児

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2012.07.25
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学校先日、小学校にて親子文庫部の部会があった。

大体2か月に1度ぐらいのペースで行うことになっている。
5月の時は、図書館の先生に読み聞かせのアドバイスをしてもらったのだが、今回はベテランのOGの方2人と僭越ながらひよっこの私3人で、読み聞かせの実演も行ってみた。
部員さん達に子どもの立場にたって、子どもの目線で聞いてみてもらいたかったのである。

個性あふれる三人なので、特に打ち合わせをしなくても絵本がかぶることはないなと思っていたが、やっぱり大丈夫でした。(笑)

まず、ベテランさんが選んで読んでくれた一冊。

どんなかんじかなあ

自分が体験できないことを想像してみて、相手の立場や気持ちなどを思いやるということ。
そこで自分ができることは何だろう?等と色んな事を考えさせられる一冊だった。


続いて、大ベテランさんが選んで読んでくれた一冊。

きつねにょうぼう

これは有名な絵本だから、私もあやかと寝る前の読み聞かせに使ったことがあるんだけど印象がまったく違った。
まず、イラストが美しく鮮やかで綺麗に見える。
遠目で見るからだと思うが、本当に素晴らしくて感動した。

それから狐のお母さんのセリフをメロディつけて歌うように読んでくれたので、本当に「日本昔話」のような世界に浸ることができた。
なるほど、昔話はこういう読み方をするのも良いなあ…と勉強になった。


さて、私が選択した絵本はというと、この2冊である。

名前をうばわれたなかまたち

わたしはいまとてもしあわせです


「名前をうばわれたなかまたち」は、去年、友人ブロガーさんがブログ内で紹介していた絵本。
「いじめ」を描いた作品である。

イラストも独特で印象的だが、何と言ってもラストシーンが強烈。
あやかは最後のページをめくった時に、絶句していた。

昨年、6年と5年のクラスで読んだことがあるのだけれど、このラストのページを開けると一瞬、ふっと時が止まるような感じになる。
みんな息をのむような感じとでも言うべきかな。

生か死か。

ラストシーンの感じ方は人それぞれだと思うが、あやかは後者と受け取ったようだった。
私は、その前振りから前者だと思う、イヤ思いたいのだが…。

これ一冊を朝の時間に読むと、何とも言えない暗い雰囲気を残したままになるし、大体5分ほどで読み終わる内容である。
なので、もう一冊「わたしはいまとてもしあわせです」をあわせて読むようにしている。

この本の主人公は難病と闘っている女の子。
病気になったことを恨んだこともあったけれど、家族がささえてくれているのに気づき、家族のだれでもなく自分が病気になって良かったと言う。


健康な体をもちながらも、いじめによって心を病み、死を選びそうになってしまう少年と

死と隣り合わせにいながらも、懸命に力強く生きようとする少女


この二人の姿から、いのちの大切さ・重さ・尊さを感じとってもらいたい。

今回、部員さんは、かなり重く感じ考えさせられる絵本だったと感想を言ってくれた。

通常の読み聞かせでは、子どもたちからは、感想を求めないことになっている。感想を求めてしまうと、それに答えようとそっちに集中してしまうからだ。
あくまで絵本の世界を楽しんでもらい、余韻を残したまま終わらせるのが良いのだそう。

絵本選びは難しいけれど、読んでもらうことによって何か心に残る…そんな絵本を読んであげたいなと思う。赤ハート

もちろん、純粋に楽しめたり笑えたりするのも良いのだけどね。
1年間のうち同じクラスを2~3回担当する場合は、両方のタイプを読むように考えてます♪





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Last updated  2012.07.25 10:13:31
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