先週土曜日は、子供達の学芸会を観に学校に行ってきた
当日は天気もよく、舞台となる体育館は保護者はもちろん、ご年配の方の姿も多く見られた
1年生の”あや”の演目は、絵本で有名な「おたまじゃくしの101ちゃん」
今年の1年生は総勢で120人以上はいる
1人1人に配役を割り当てるとなると、それに適した題材選びも、さぞ難しかったことだろう
その点から考えても妥当なところ？
”あや”に与えられた役も、101匹のおたまじゃくしの中の1匹
衣装は黒のシャツに黒タイツ、それに体操着と遠目で見れば どの子も同じに見えてしまう
舞台の幕があがり、子供達が舞台下両サイドに整列して出番を待つ
これだけ大勢いると、我が子を探すだけで一苦労だ
ビデオ撮影どころか、探しているうちに劇が終ってしまうのではないかという不安をよそに、
始まって間もなく”あや”が舞台に登場してくれたおかげで、最後までしっかり見届ける事が出来た
与えられた二言のセリフも大きな声でしっかりした口調
家では「緊張しちゃうよ、出たくないな～」なんて何度も言っていたけど、頑張ったね！
一方、普段は目立ちたがりの”こうた”だが、今回は劇に出演するより裏方の照明係を選んでいた
正直、「な～んだぁ、表舞台で目立つことはないのか」と拍子抜けしたのだが
後日、ねずみ男の役で少しだけ出ることになったと聞いて楽しみにしていた
6年生は、ジブリ作品の 「平成狸合戦ぽんぽこ」を自分たちで創作したとのこと
劇が始まると、”こうた”がいつ出てきても撮り逃しがないようデジカメを構えて動画撮影開始
本職は照明係なので、自分の出番になったら抜け出してくるのか？
40分ほどの劇ということで、入れ替わり立ち代り、多くの登場人物が出てくるが
”こうた”の姿は一向に出てこない・・・・・
「いったい、いつになったら出てくるの？もしかして、もう出ちゃったとか？」
そんなことを考えながら、劇の終盤
舞台の袖から、上下ねずみ色の洋服を身にまとった十人位の小集団が走り出てきたかと思えば、
ものの数秒で反対側の袖へと消えていった・・・・
いったい今のは何？何だったの？
これに違いないとは確信したが、こうたの顔は確認できずに、ただ、ただ、あっけにとられるばかり
ドラマ「金八先生」だったら、土手っぷちで、主役の脇を走り去る部活中の学生に扮するエキストラだ
我が子がその中の1人でなければ、きっと見ている人はこの役の存在さえ覚えてはいないだろう
家に帰ってきた”こうた”に確認してみたところ、やはり、あれは”こうた”だったらしい
撮影した動画を再生して見てみると、確かに”こうた”が走っていた
小学校で最後の学芸会なのに何だかなぁ・・・・・・
ま～当の本人は、照明係を滞りなく無事に成し遂げて満足のいく学芸会となったようだ
中学では学芸会、ないんだろうな・・・・・・・
