こざるの宝箱　徒然日記

今年４月にパパが貰ってきた「エーロ・アールニオ」デザインのボールチェア
いわゆるデザイナーズチェア　

「その時の日記」

それからというもの、”こうた”にとって、この場所は大のお気に入りとなり、
最近では、家でのリラックスタイムの大半をボールチェアの中で過ごすようになってしまった
どれほど居心地がいいのだろうか、
ゲームをやる時も、攻略本や漫画を読む時も、
ＴＶを見る時にはＴＶ画面の方に向きに回転させて、そこから動こうとはしない
朝起きて、２階から下りてくると真っ先に潜り込み、朝食を済ますと、また、こもる
外部の音を遮断するような構造になっているため、
私が声をかけても、聞こえないのか、返事をしないことも、しばしば・・・・・
いるはずのこうたの姿が見えないときには、まずトイレか、この中といって間違いない

こんなんでは、そのうちボールチェアの中に引きこもるのではないかと不安にさせられる
”あや”は、友達が来た時、回転ジャングルジムのようにグルグル回して遊ぶくらいだし、
パパも、極たまに、お酒を飲みながらＴＶで映画鑑賞するくらい　
まるで、”こうた”のためにあるようなボールチェア

この際、思い切って処分してしまおう！
この大きな物体があるために、床は傷だらけ、掃除機かけるのも一苦労
私にとってはストレスの種で、はっきり言って邪魔なだけだし・・・・

処分にあたって何軒か、リサイクルショップに問い合わせてみるが、ことごとく断られた
いくら、デザイナーズチェアと言ったってリサイクルショップにとっては厄介な品のようなのだ
この手の品は大きく場所をとるうえ、需要が少ない
趣味や価値観で選ばれるような物なので、販売が難しいとのこと
チェーン店化している大型リサイクルショップは、マニュアルに基づいての対応で融通が利かない
駄目もとで、個人経営だが大きな店舗を構えるショップに電話すると
意外にも親切に商品の説明を聞いてくださり、引き取ってくれるという
ありがたいことだ！
翌日トラックを乗り付けてやってきた、気さくなご夫婦？
ネットで調べてみたら、面白そうな品で、興味を持たれたそうだ
子供達が乱暴に扱っていたので、傷だらけの商品にかかわらず、
何と４０００円で引き取ってくれた
捨てるのには処分代がかかるので、タダでもいいから引き取ってもらえればと考えていたのに
何だか、申し訳ない気持ちになった
店頭に置かれたら、売れ残りにならないよう、１日も早く売れることを願う

家の中は、お蔭様でスッキリして、私も1つのストレスから解放された
あんなにボールチェアに執着していたように見えた”こうた”だが
「なくなったらスッキリしたじゃん」と意外に割り切りも早かった