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こざるの宝箱 徒然日記

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2014年08月04日
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カテゴリ:病院

 


10日ぶりのブログ更新!

「旅行に出かけて楽しかった~」なんて書きたいところだけど、
実は土曜までの6日間、「虫垂炎」、俗に言う盲腸で入院してました・・・・・・号泣

発症は7月27日、日曜日の夜。それは何の前触れもなく突然やってきた。
いつものようにビールを飲みながら、休日なので夕食はセブンイレブンのミートソースで簡単に。
食後もダラダラと飲み続けるが、何となく胃がもたれた感じでいつになくビールが進まず。
夏バテかなと思い、8時過ぎ早めにベッドに入りテレビを見ていたら、間もなくしてして吐き気が襲ってきた。
それからがもう大変で・・・・雫
脂汗をかきながら20回以上トイレの往復をするハメに。
まだ消化されていない食物の嘔吐を繰り返し、最後は胃液しか出ないというのに、
それでも気持ち悪さは一向に治まらない。
それどころか、吐き気に加えて胃の周辺がズキズキと痛むようになり、
次第に右下腹にも締め付けられるような痛みが・・・・・ほえー
時間の経過と共にその痛みはますます強くなり、鎮痛薬のロキソニンを飲むが数分で嘔吐してしまい効果なし。

今まで経験したことがない右下腹の痛み。お腹をかかえこむような強烈な痛みは普通じゃない・・・・
真っ先に盲腸を疑い、痛みをこらえながらネットで検索すると、正に今私が置かれている症状そのものだった。
4時間以上吐き気と痛みに格闘し、とても朝まで耐えられないと、日付がかわって午前1時過ぎ、
意を決して救急車のお世話になることに。
寝ていたパパを起こして付き添ってもらい、地元の救急病院へと到着。
痛みは急激に進行して、その頃には歩く事さえ困難になっていた。

すぐには診断がつかないということで入院して検査をすることになり、とりあえず痛み止めの点滴をしてもらう。
明け方になって処置室から病室に移動した後、パパは1度帰宅。
私は薬のおかげで痛みが少し和らぎ、いつのまにか眠っていた。

その後、血液検査の炎症反応と、造影剤を入れてCT検査をした結果、盲腸に炎症所見が見つかり、
疑っていたとおり、急性虫垂炎と診断された。

治療には、手術で切除するか、抗生物質で炎症をおさえるかという2つの選択肢があり、
医師は、再発の可能性を指摘して手術をしきりにすすめてきたが、
手術には正直かなりの抵抗があるし、薬で治るものならそれにこしたことがないわけで泣き笑い

  • P1400341.JPG

すぐに、抗生剤の点滴による治療が始められたが、翌日になっても痛みはほとんど改善されていない。
仰向けで寝ている分には我慢できるが、
ちょっと体の向きを変えようとするだけで締め付けられるような痛みがお腹全体に走る。
普段は考えた事もなかったけど、小さな動きでも意外に腹圧がかかっているものなのね。
薬が合わないようなのでメロペネムという抗生剤に代えてもらうと、次の日には痛みが落ち着いてきた。
治療開始から3日目、水曜日になると動かなければ痛みも気にならないほどまで回復!
3日間の禁食後、木曜日からは流動食も食べれるようになり、
採血の結果も良好で、全快とはいかないまでも土曜日には晴れて退院泣き笑い

  • P1400348.JPG

点滴の抗生剤は飲み薬にかえられ、これを1週間服用する事になる。
虫垂炎とはいえ、進行すれば腹膜炎を起こして最悪は死に至るケースもあると聞く。
発症当初の痛みは半端なかったが、この程度で済んで本当に良かった泣き笑い

  • P1400352.JPG


今回入院してあらためて思った家族のありがたさハート(手書き)

月曜日の朝、私が入院した事をパパから知らされたあやは泣き出してしまったそう。
この日パパは仕事を休み、あやとこうたを病院に連れて来てくれた。
その時の不安そうに病室に入ってきた子供達の顔を忘れられない。

急な入院にもかかわらず、みんなよく頑張ってくれたと心から感謝。
あやは、入院に必要な荷物を用意してくれたり、毎日のゴミ出し、食事の片付け等を進んでやってくれた。
マイペースなこうたは、「ママのことだから絶対大丈夫」といつもと変わらぬ調子だったらしいが、
彼なりに心配してくれていたのだろうと思う。
パパは仕事の後、病院に来てくれて、家に帰るとご飯を作り、夜のうちに洗濯物を干す。
朝食も作り、子供達が夏休みということもあって昼ご飯まで用意してから仕事に出かけるというハードな生活にも愚痴1つこぼさずにいてくれたが、慣れない生活はどんなに大変であったことか。

退院の日はみんなで迎えに来てくれた。
6日ぶりに戻った我が家。やっぱりホッとするわ~!
私が気持ちよく帰れるようにと、パパは部屋の掃除までしてくれていた。
そればかりか、お風呂まで綺麗に掃除して、すぐに入れるように沸かしておいてくれるなんて!

本当に感謝感謝だね泣き笑いみんなありがとう!

虫垂炎という病気は、子供や若い人がなるものだとばかり思ってただけに、
まさかこの歳で自分がかかるとは考えもしなかった雫
私の場合、手術で盲腸を切除したわけではないので、再発のリスクもある。
また、この病気に限らず、加齢と共にこれからはいろいろな病気を覚悟しなければならないのだろう。

幸せな生活を送っていくために1番大切な事は家族1人1人の「健康」だと。
そんな当たり前の事が、今回の入院でまじまじと考えさせられた。

幸せの価値観は人それぞれだけど、原点は健康な体があってこそ!
今まで辛い病気を抱えてまで自分は長生きをしたくはないと思ってきたけど、そうじゃない・・・・・・
そうならないために、家族に辛い思いをさせないために、元気で長生きしなきゃいけなんだよね泣き笑い








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最終更新日  2020年08月11日 09時53分14秒
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