アキラとあきら/池井戸潤
Amazonへ行くアキラとあきら (徳間文庫) [ 池井戸潤 ]価格:1080円(税込、送料無料) (2018/1/27時点)第一章 工場と海□ アキちゃん、人生っていうのはいろいろあるんだ。でも負けちゃいけないぞ。第二章 マドンナ□ スーパーは御用聞きはしない。でも商店街はやる。スーパーは何がいくら売れたかはわかるけど、どのお客さんが何を買っていったかまではわからない。でも商店街はわかる。だから、こういうのはどうですか、といって新たなモノを売ることができる。□ お金が絡むと人は変わる第三章 父と叔父たち□ 考えようとしないからだ。もう一ついうと挑戦しないからだ□ どんな手を打つにせよ、まずどこが悪いかを発見するのが最初で、次にそれが治るかどうかの見極めが必要だとおっしゃるんですよ。第四章 進路□ 組織を動かすには、その組織の論理があるんですよ。西野さんの会社で、それをやるべき立場にいるのは山崎さんじゃないですか。□ 事業計画というのは、会社を発展させ、成長させるために必要なロードマップなんです。□ 必ず何かの問題が発生し、時には危機に陥ることがある。そんな時こそ会社の、経営者の真価が問われるのではないでしょうか□ 自分のちからだけでは決して開けなかった道だ。第六章 バンカーの誕生□ この粉飾は良くできている□ 金は人のために貸せ。第七章 BUBBLE□ 変えられなかったら、どんな努力も意味がない第八章 ロザリオ□ 「困っている人がいたら手を差しのべる」クリスチャンのヤスさんにしてみれば、そんな当たり前のことすらしない銀行員という存在は理解を超えたものだったかもしれない。第九章 父の遺言□ こういう新しい本を読めるだけでも、生きている価値があった。□ 間違いを認めること自体が解決策なのに、それに気づかないこともある。これもまた間違いのひとつなんだよ。第十一章 更改と疑惑□ 前にも後ろにも進めない、まさにどん詰まり。□ 結局、運命には逆らえないということか第十二章 挑戦、そして挫折□ 何かの可能性が潰え、かと思うと思いも寄らないところから新たな可能性が生まれる第十三章 内憂外患□ それは、一言で言えば、慢心だ。顧客不在の体質といってもいい最終章 最終稟議□ 会社を救うのか、銀行の論理を通すのか。なんのために金を貸すのか--問われているのは、銀行としての、いえ、バンカーとしての存在意義だと思う。□ まとめなきゃいけないんだ。東海郵船グループを救うために。階堂も、そしてオレも、運命を乗り越える□ お前のその経験、決して無駄じゃなかったと思う。