ヒットをつくる「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術 / 阿佐見 綾香
ヒットをつくる「調べ方」の教科書 あなたの商品がもっと売れるマーケティングリサーチ術 [ 阿佐見 綾香 ]価格:3245円(税込、送料無料) (2022/1/18時点)楽天で購入アマゾンへ行くはじめに□ 適切な「ターゲット」と「セールスポイント」を早期に絞り込むことができるようになる。□ 無駄なお金や時間、労力といったコストをかけずに、ビジネスを成功させることができる第1章 売れない商品は「ターゲット」「セールスポイント」がずれている□ 商品を変えずに「ターゲット」「セールスポイント」を変更してヒットしたワークマン□ YouYubeは、当初は動画を利用した出会い系サイトとしてサービスを開始□ リサーチしなければ適切な修正ができず、イノベーションは生まれなかったと見られているケースのほうが多いのです。□ リサーチを使う4つのメリット ・意思決定の精度があがる ・売り方が見えてきて無駄なお金を使わなくてよくなる ・多様な角度から知恵を出しあって最適解を出せる生産的な会議ができる ・先進的な提案ができる□ 「直感」による意思決定の精度を高めていくことができます□ 達成したい目的に合わせてデータそのものを手に入れる・設計することが大事□ ビッグデータは万能ではない第2章 「ターゲット」「セールスポイント」を絞り込む3つのステップ□ 「仮説→明らかにしたいこと→手段」□ 「問題」は、目標である未来の「理想的な状態」との間にギャップが発生している状態です 「課題」は、目標である「理想的な状態」と問題を抱える状態のギャップを埋めるためにやるべきこと・やると決めたこと□ 定量調査は明確な数値や量、割合のデータで事実を把握できるので、強力な裏付けを獲得することが得意なリサーチです□ 母集団の大きさを表す時は大文字の「N」、標本サイズを表すときは小文字の「n」□ 調べた情報から「次の打ち手」を見つけられなければ、リサーチしなかったに等しい□ 新しいものを作るときには、具体的な仮説をたくさん用意しておくことが、インサイト(深くて本質的な悩みや欲求)を引き出すためにもとても重要なのです。□ 多角な角度から意見を寄せ合うことで「最適解」が導きだせるもの□ コンセプト、ネーミング、キャッチコピー□ 一般的に集計した結果を見るためには、サンプルサイズが30以上必要だと言われています□ 「時系列」を意識第4章 【リサーチ実践2】ヒットをつくる「市場分析」□ コミュニケーションは「発信者」「受信者」「伝える内容」の3者から考える□ 市場規模から把握する□ 市場規模を見る時の4つのポイント 1.顕在的市場か?潜在的市場か? 2.伸長しているのか?シュリンクしているのか? 3.規模は例えるとどのくらいのサイズか? 4.規模は十分におおきいのか?□ 調べる情報量の優先順位 1.官公庁資料 2.(業界団体資料) 3.(シンクタンク、総研、金融機関資料) 4.民間調査会社資料(富士経済グループ、矢野経済研究所) 5.新聞・雑誌・出版記事 6.民間企業のプレスリリース(PR 調査)第5章 【リサーチ3】ヒットをつくる「顧客分析」□ 性別年齢での絞り込み 1.市場への波及ポテンシャルが期待できる理想顧客層 2.自社として盤石に囲い込みたい実購買層□ 認知→興味・関心→比較・検討→購入□ どんなターゲットを狙いにいくのか。を考えるとき、その規模感を同時に把握して、確信犯的に戦略を練ることです。□ LAND分析商品やサービスに対する「使用経験」と、「今後の使用意向」を使って分析する方法です。Loyallty:継続使用Ability:新規に使用する可能性があるNon:使用経験なく、今後も使用したくないDecay:使用経験があって、今後は使用したくない□ 価値観は「原因」で、それに紐づく行動が「結果」です。□ 「価値観」から生まれる「意識」もターゲットの解像度上げるのに役立ちます。□ イメージを豊富にリアリティ高く膨らませるためには、架空の人物を作るのではなく、自分の周りに実在する人を思い浮かべて書いていくことがコツです。□ 実際に現場でお客様に接しているスタッフの意見を反映することで見つけられる発見第6章 「リサーチの実践④」ヒットを作る「競合分析」□ ベンチマークを「類似」と「理想」で絞る□ 情報は発信する人のところに集まる□ 競合を評価を分析する3つの視点 1.競合は世の中でどのように語られているのか 2.競合はどう認識されていりのか 3.競合の顧客はどんな人か第7章 「リサーチの実践⑤」ヒットを作る「自社分析」□ 「原点」は歴史と従業員にある□ 強みと裏返しになった「弱み」は必ずしも克服しなければならないわけではありません第8章 「リサーチの実践⑥」売る続けるためのリサーチ□ 市場に出した商品の「結果」を調べるポイント ① ビジネスでどんな成果を上げたか ② 世の中からどんなアクションがあったのか ③ 戦略は適切だったか① 売上成果分析 目標達成度分析(売上データ分析、コンバージョン分析)② リアクション分析 顧客や流通の反応有無と内容 口コミサイトでのレビュー件数と内容 SNSでの口コミ、ハッシュタグ件数と内容③ 戦略の強度検証分析 「ターゲット」の動向分析 「セールスポイント」の強度分析第9章 リサーチにつまずいら読む章□3つの代表値の特徴とメリット・デメリット