人はどう老いるのか/久坂部羊
人はどう老いるのか 医者はホントは知っている 楽な老い方 苦しむ老い方 (講談社現代新書) [ 久坂部 羊 ]価格:1,012円(税込、送料無料) (2025/1/26時点)楽天で購入アマゾンへ行く第一章 老いの不思議世界□ 上手に楽に老いるには、老いの実例を見て、参考にするのが良いでしょう□ 心の準備第二章 手強い認知症高齢者たち□ 認知症の種類・アルツハイマー型・レビー小体型・前頭側頭型・脳血管性□ 認知症に限らず、人は「ダメ」と言われるとやりたくなります。抑制より容認が有効第三章 認知症にだけはなりたくない人へ□ 認知症になると、「今」しかなくなるので、煩いも消えるのです。認知症は自然の恵み□ 知らないということが、事態を無駄に悪化させる□ 認知症を治そうと思うのではなく、受け入れることからスタートします第四章 医療幻想は不幸のもと□ 専門家に頼れば安心という幻想第五章 新しいがんの対処法□ 悪液質になった患者さんには、静かに見守ることがもっとも楽な方法です。第六章 「死」を先取りして考える□ 一人称の死はない第七章 甘い誘惑の罠□ 「欲望肯定主義」が作り出す不幸□ 「年いったらこんなもん」と、現状を受け入れ第八章 これからどう老いればいいのか□ 多くを求めるから苦しみが生まれ、あれこれ望むから色々なことがうまくいかない□ 父の言葉・無為自然=作為的なことはせず、自然に任せるのがいい・莫妄想:=妄想するなかれ=不安や心配や迷いは妄想だからしないほうがいい・小欲稚拙:欲を減らし、足ることを知ることが苦しみ減らす□ 与えられた状況に感謝し、足るを知るほうが、心安らかに決まってきます。□ 危機管理がおろそかで、現実に腹を立てたり、失望したりするのは、備えがないと言われても仕方がありません。□ 「欲」とか「邪心」を消し去ることおわりに□ 現代医学を構成する医者・病院・薬品・医療機器の9割がこの世から消えて無くなれば、人々の体調はたちどころによくなるはずだ。