カテゴリ:小説
今回は小説なので、気に入った文章を抜き出しました。
たそがれゆく日米同盟 □ アメリカの産軍複合体の権益の中核にあえて踏み込もうとすれば、それがたとえ同盟国のイスラエルであれ、手酷い火傷を負う。 □ 日本はアメリカに比べて小さい国かもしれんが、私もこの国をしょっていることにはちがいない。 □ 大幅な譲歩を勝ち取った、と思わせておくのが外交交渉の要諦なのだ。 □ ちょっとした感情のもつれから生じたわずか10日間ほどの遅れ。これが双方にとって決定的な命取りになった。 □ 政治とは、意思の力であり、機を逃さない眼力だ。 □ 外交問題では、どんな激しい応酬を交わしていても、互いに妥協点を探り合い、合意しようとするものなのです。 □ 通商協定の3つの選択肢は、 1)国際協定では具体的な数字を明記する方式 2)到達すべき市場のシェアを目標として揚げる「ターゲット」方式 3)将来、市場シェアはこうなると単に予測する「天気予報」方式 □ アメリカの上下両議員と政府関係者には折衝の内容が知らされ、日本に関わる安全保障問題について議論しているのに、なぜわれわれ日本の国会議員にはそれが知らせれないのか。日本政府の姿勢はまことに遺憾だ。 □ 外交も結局のところ人である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/11/15 07:18:13 AM
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