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WBCに愛があった。三塁コーチが見た侍JAPANの知られざる感動秘話
![]() WBCに愛があった。 □ 原監督は雰囲気を転換する能力をもっている。切り替え力とでも言おうか。プラスのオーラをいつも漂わせる。とにかく明るいのだ。 □ やりたい野球をしっかり描いているのは監督だろう。ならば、監督とは深くコミュニケーションを取ることだ。選手にはベストな状態を作るために最大のサポートをすることだ。 □ 「押さえつけることは一切しない」 「サムライとしてきてもらったんだから思う存分実力を発揮してもらいたい」 「ただ競争の場であることを忘れないで欲しい」 (注 原監督の選手に対する最初のミーティングで) □ あなたたちは日本でトップクラスの選手です。私から提供するものは何もありません。ただ、聞いてくれれば、それに答える引き出しは持っています。ノックを頼むと言われれば応えます。質問があれば答えます。わたしからは、ごちゃごちゃ言いません。WBCでは、ずっとそのスタイルでいきたい。いいですね! □ 答えはいつかはでるから逃げることはしない。俺はいつも自分にそう言い聞かせる。 □ 指揮官の責任とは何か。人選の最高責任者は監督である。原監督の無言の意思表示のような気がした。 (注 当初コーチはメンバーを発表する予定だったのを監督が「私が言います」と辛い仕事を買ってでたことに対して) □ 誰も落選理由など聞きにこなかった。これが侍JAPANのプライドだった。 □ プロならプロの精神をもて □ 原監督は選手起用に関しては必ず人格やプライドを尊重する □ 投手陣の中でただ一人のメジャーリーガーである松坂は、若い世代の信頼を得て鉄の結束のようなまとまりを作り上げていた。こんな凄いメンバーがいるんだから大丈夫というお互いがお互いを頼る信頼である。 □ 彼らは自分の立場を考え崎を見て準備するのだ。 □ イチローは、我々が手を差し伸べるような選手ではない。辛いけれど、イチロー自身が自己の力で現状を切り開くしかないのだ。 □ 原監督の「我々は勝てる」という言葉が、ミスターのあの伝説的となったミーティングに重なった。そのリーダーの言葉にはカリスマの響きがあった。 □ 大会を通じて朝の体操や散歩のような集団行動は一切省かれていた。当初から掲げたコンセプトを原監督は最後の最後まで貫いた。最後まで原イズムはぶれなかったのである。 □ 考えてみれば、誰に言われるまでもなく最初から最後までいつもイチローは先頭を切って声をだした。 □ イチローは若手をフォローし、勝つために何をすべきかをチームに植えつけていった。 □ 原監督より先に、私の首にMLBのバット・セリグ・コミッショナーから金メダルをかけられた。原監督が「コーチ陣から先に」と順番を譲ってくれたという。 □ 内川はそのトロフィーに村田のユニフォームをかぶせた。 □ 重要なのはそのモチベーションをアップさせる競争。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023/03/06 09:08:33 AM
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