カテゴリ:マネジメント
ブランディング 7つの原則―欧米トップ企業の最先端ノウハウ
第5章 顧客インサイト □ 差別化を実現するための顧客ターゲティング □ 顧客分析からの重要なアウトプット 1)ターゲット顧客の定義 2)ターゲット顧客におけるブランド選択要因に対する深い理解 □ 顧客分析に臨む 1)具体的な課題意識を抱き 2)深い仮説を事前に立て 3)大切なポイントは納得するまでとことん追求する姿勢を持ち 4)とにかく現場百遍で現実、現場を大切にしながら 5)明快でシンプルな結論をだす □ カスタマージャーニーによる顧客分析 知る ・なんとなく気づいている ・欲しい、必要だと思うきっかけがある ・オプションを評価する ・選択する 買う ・購入場所を決定する ・買い物に出かける ・購入意思を確認する ・購入する かかわる ・使用できる状態にする ・使用する ・評価する ・推奨する □ 情報収集力×イメージ力=インサイト力 第6章 競合との差別化 □ ブランド名を聞いて独自の姿がイメージできるか □ 市場の大きな変化を見極めること、そして自社のブランドが、どの市場で戦っていくのかという市場の定義ブランドポジショニングにとって重要な作業になってくる。 □ 差別化は実体を通じて実現される 1)商品機能・技術による差別化 2)プロセスによる差別化 □ シンプルな差別化が、企業内部を「まとめて」くれる 第7章 ブランドの拠り所となる中核概念 □ 企業理念は、その企業の存在意義。普遍的な概。時代が変わっても変化しない価値観。創業理念、社是、行動指針が該当する。 □ ブランドポジションは、顧客・ターゲットが思わず引き寄せられる、そのブランドにしかない(できない)ブランドの核となる特徴 □ ブランドプロポジションの条件 1)シンプルでわかりやすいこと 2)「あれもこれも」ではなく、「これ!」に絞られていること 3)顧客に対して提案性があること 4)競合ブランドとの差別化がなされていること 5)社員の活動の求心力になるものであること 6)将来の方向性、可能性をしめしていること 第8章 ブランドプロポジションを体現するためのしくみ □ ブランドの表現には「らしさ」が感じられるか □ タッチポイント 1)ブランド戦略とクリエイティブ開発は一貫したプロセス 2)一貫性があり相乗効果を発揮するブランド表現方法 □ ビジュアルアイデンティティの要素 1)トーン・アンド・マナー 2)ビジュアルアイデンティティ・エレメント 3)デザインシステム □ IBMのブランドステートメント「Think」に対して、Appleが「Think different」というブランドステートメントを掲げたことは有名な話である。 □ グローバルリーディング企業のものは、300ページを超える。 第9章 ワンボイスの社内浸透と社外コミュニケーション □ 全てのビジネス活動は、ブランドに従っているか □ ブランディングの最終的な目標はブランド価値の最大化である。 □ 社内浸透を阻む3つの問題 1.ブランディングの目標、目的に関する問題 2.情報共有に関する問題 3.モチベーションに関する問題 □ 人は右脳で感じ、左脳で納得する □ 「らしさ」の基準 「らしい」思考 「らしい」行動 □ 体質強化は企業の底力を引き上げる □ 同じ課題を「他社はこう対応するかもしれないが、ウチはこう解決する。何故なら、ブランドポロポジションでは、○○と定めているから」と思考し、実行に移す社員こそ必要なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/11/13 09:59:21 AM
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