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カテゴリ:マネジメント
インタフェースデザインの心理学 ―ウェブやアプリに新たな視点をもたらす100の指針
3章 人はどう記憶するのか □ 一度に覚えられるのは4つだけ ・一つのチャンクに入れる項目は4つまでにします。 □ 情報を覚えておくには使うことが必要 ・ユーザーに何かを覚えてほしければ、何度も繰り返す必要があります。「習うより慣れろ」は本当で、慣れれば実際に習得できるのです。 □ 情報は思い出すより 認識するほうが簡単 ・利用者が何かを想起しなければならないようなインターフェースはできるだけ避けましょう。想起より認識のほうがはるかに簡単です。 □ 記憶は知的資源を大量に消費する ・言葉よりも実際に見たものほうが容易に思い出せます ・情報を覚えて欲しければ、相手を休ませましょう。 ・発表の中間部で示された情報は、記憶されている可能性がもっとも低くなります。 □ 忘れるのは良いこと ・何を忘れるかは無意識に決定されます ・ユーザーが忘れることを前提にデザインしましょう。本当に重要な情報ならば、ユーザーが覚えていることを当てにしてはなりません。 4章 人はどう考えるのか □ 情報は少ないほどきちんと処理される ・段階的に開示しましょう □ 人は30%の時間はぼんやりしている ・ユーザーが注意散漫になったときでも「現在位置」がすぐにわかる仕組みを用意しましょう。そうすれば元の場所に戻ることも次に進むことも、はるかに簡単になります。 □ 自信がない人ほど自分の考えを主張する ・人が信じ込んでいる考えを変えさせようとして、多くの時間を費やしても無駄でしょう ・人の信念を変えさせる上でいちばん効果的な方法は、ちょっとしたことをやってみるように仕向けることです。 ・人の考えに対して、理論的でない、支持できない、よくない選択肢であるといったことを示す証拠を突き付けないこと。かえって逆効果で、相手の主張は強くなるでしょう。 □ 人は概念モデルとやり取りをする ・技術的な観点からすぐにできるものを作ってそこから「ふくらませる」ことはやめましょう ・ユーザーのメンタルモデルと一致させる □ 人は物語を使って情報をうまく処理する ・物語は人が情報を処理するのに適した自然な形式です。 ・「因果関係の飛躍」を起こさせたければ、物語を使いましょう □ 人は例を使ってうまく学ぶ ・何をすべきか言葉で説明するだけでなく、画像などをうまく利用しましょう □ 人は分類せずにいられない ・情報がうまく整理されていればいるほど、よく覚えている。 □ 時間は相対的である ・進行状況を示すインジケーターを常に表示して、ユーザーが作業にかかる時間を把握できるようにしましょう。 □ クリエイティブになるための4つの方法 ・行き詰ったら眠る ・熟考的で認知的な創造性は高いレベルの知識と長い時間を必要とします ・熟考的で感情的な創造性には、静かな時間が必要です。 □ 人は「フロー状態」に入る ・作業中の行動を本人にコントロールさせましょう ・現在の目標が「困難だが達成可能」と感じfられる必要があります。 ・絶えずフィードバックを与えましょう。 ・気を散らすものを最小限にしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/02/16 12:57:11 AM
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