カテゴリ:ビジネスライフ
民の見えざる手 デフレ不況時代の新・国富論
プロローグ □ 景気循環説にしがみつく人々 □ 今や先進国では、ミクロがマクロを支配するといってよい。 □ 今の日本に必要なのは、サッチャーのように100年間は下降し続けると思われていた暗いムードを払しょくするビジョンと実行力をもった1人の政治家の出現なのである。 □ 国民が持っているお金をいかに引き出すか--「その気」にさせるか--というほうが明らかに経済効果は大きいいいのだ。 □ 「神の見えざる手」とは、実際には無限のクラウド・ソーシング(外部の不特定多数の「群衆」に業務を委託すること)の集大成であり、個々の細かい意思決定が積みあがった「個々の合理的な判断の合成」だ。(その対極にあるのが「官の見える手」) 第1章 「縮み志向」ニッポンと「心理経済学」 □ 1人ひとりの消費シーンでも「中間」がなくなって、「高級」と「格安」の「二極化」が進んでいるといえるだろう。「十人十色」と言われるが、最近は「一人十色」の消費傾向を示すことが多い。 第2章 拡大する「単身世代」の需要を狙え □ 会社というものは、「顧客に奉仕すること」以外の目的を持ってはいけない。 □ 「自分たちの顧客とは誰なのか?」「彼らは何を求めているのか?」という原点に立ち戻るべき □ 商品の「価格」と「価値」を混同する □ そもそも価格というのは、「認知された価格」で決まる。 □ 「デザイン」「物語」「調和」「共感」「遊び心」「生きがい」という6つの右脳型センスを刺激しなければならない。 □ 人は選択肢が増えると選択しなくなる 第3章 「新興国&途上国」市場に打って出る □ もはや高齢化社会となって所得も伸びず、市場が縮小する一方の日本国内や富裕層にこだわる時代ではない □ 中国「攻略」には最低20年かかる □ 有能な人材を定着させるためには、相当なインセンティブをつけなければならない。 □ 中国人留学生を採用し、日本で経験を積ませて中国に送り込むという手法が正解に近いかもしれない。 □ 2009年に入り注億経済が安価な労働力を提供する世界の工場として台頭した輸出主導の「第一ステージ」から内需主導の「第二ステージ」に突入している □ 企業が世界化していく時に大切なものも、そうした心の中に宿る先入観や偏見をいかに取り除いていくかということなのだ。 第4章 真の埋蔵品=潜在需要はここにある □ 無限のアイディアを生む戦略的自由度 □ 戦略的自由度とは、現実的に見て戦略を立案すべき方向の数のこと □ 戦略的自由度の発想方法は、まず「目的は何か?」と質問する。言い換えれば、お客さんは何を求めているのか。 □ 世界のどこの国でも民主主義の政治目標は「最大多数の最大幸福」である。「最少不幸」は共産主義のコミューン思想だ □ 社員は単に生活の糧を得るために会社で働くのではなく自己実現の場として会社を利用してほしい、会社の目的を達する中で自己実現を図ってほしい □ 増税せず、税金も使わず、日本の民間のお金だけで日本経済を立て直す 第5章 「人材力」と「地方分権」で国が変わる □ 21世紀のビジネスパーソンに求められる「三種の神器」は「英語」「IT」「ファイナス(会計)」 □ 異常な状況に直面した時に即座に結論と行動うを変え、みんなをそちらに引っ張っていく力が求められる。 □ 北欧型ロハス教育「3つの大切なこと」 ・家族 ・コミュニティ ・地球環境 □ 国内の能力格差よりも、世界との「能力格差」や「リーダーシップ格差」のほうが、よほど深刻な問題だと思う。 □ 民主党の基本政策改善案 1)基礎自治体 2)成人年齢を18歳に引き下げよ 3)個人IDでさらに行政カット □ 外交は10年単位で相手国の基盤づくりを手伝うことによって、関係の維持・改善を図るという役割を担う エピローグ そして個人は「グッドライフ」を求めよ □ 「国が富む」とは個人が生活を楽しむこと □ アウトドアとインドア、そして海外という3つのカテゴリーで自分一人でできること、仲間を募ってやることなどを織り交ぜながら、自分が楽しいと思う趣味を20個くらい持てるようにすべきだと思う。 □ キーワードは「好奇心」と「向上心」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/03/12 10:02:02 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネスライフ] カテゴリの最新記事
|
|