カテゴリ:教養書
アマゾンへ行く 第1章 コロナと文明 ユヴァル・ノア・ハラリ □ 「暫定措置というのは、非常事態が終わってもなおしぶとく残ろうとする」「いまや世界中すべての国が、大がかりな社会実験のモルモットだ」 □ グローバルな連携を信じる必要があります エマニュエル・トッド □ 社会の活力の尺度となるのは、子供を作れる能力であり、高齢者の命を救える能力ではありません。 □ この国が倒れずに済んだのは、トラック運転手、スーパーのレジ係、看護師、医師、教員のおかげであり、金融マンや法律を巧妙に操れる人のおかげではなかったのです。 ジャイレド・ダイアモンド □ 日本がドイツとは異なり、韓国や中国と意義深い和解ができていない事です。 □ 女性の役割をまだうけいれられていないところも日本の特徴です。 □ 鄧小平は中国が成長していても「とうこうようかい」(能力を隠して力を蓄える)を掲げていました フランシス・フクヤマ □ 国家が生き残りためには、まず専門家、公益に身を捧げる公正な人間、彼らに耳を傾け最終的に決定を下す指導者が必要だということが、これで証明されました。 第2章 不透明な世界経済の羅針盤 ジョセフ・スティグリッツ □ グーグルやフェイスブックはAIとデータを扱うことができ、その知識が感染症の動向を追跡するのに必要だからです。 ナシーム・ニコラス・タレブ □ 金融の過度の安定によって小さな不況が起こらなくなると、「業績の悪い」企業が再編される機会が失われてしまいます。 □ あらゆる機関には、有効期間が必要だというものです。これは「反脆弱性」を獲得するためです。 □ 一つの感染症で1000人以上の死者が出るような場合には、予測は無意味です。原因を根絶するしかないのです。 エフゲニー・モロゾフ □ ネオリベラリズムが公共の予算を減らすのに対し、ソリューショニズムは公共の想像力を縮ませる □ 私たちが真っ先にすべきは、ソリューソニズムを乗り越えていく道を描き出すことだ。それは「公」がデジタル・プラットフォームに対して主権を持つことにほかならない。 ナオミ・クライン □ 「コロナ以前の日常」に戻る必要はない □ もっとスピードを落とせ 第3章 不平等を考える ダニエル・コーエン □ 豊かさの絶対量ではなく、暮らしが豊かになっていく過程が幸福をもたらします □ 経済成長を無限に続けられると考えるのをあきらめ、質素に暮らすことを受入れ、それに合わせて経済の仕組みを変えていく方が賢明な解決な場合もあるかもしれません □ 幸福になるため、人とともに生きること、信頼できる友人を持つことに、他の人と競争をできるだけ敵意のないものにすること トマ・ビケティ □ まず格差を縮小しなければ、気候変動の問題を解決できないのです エステル・デュフロ □ 人々が家から出ても大丈夫と感じ、経済的安定を信頼できるようになれば、経済は回復に向かうでしょう □ できる限り人々の雇用と収入を守ること □ これまで各国が予算を削減しようとして、コロナ危機のような事態に備えていなかったことです □ 貧しい人々に何か与えても、彼らは怠けません。生産性が向上するという安心感を与えられ、福祉につながるのです。 □ 証拠が蓄積すれば、甲かは出てきます 第4章 アフターコロナの哲学 マルクス・ガブリエル □ モラルに反した行動は、世の中を悪くします マイケル・サンデル □ まずは文化からです。人に対する態度を変えるのです スラヴォイ・シジェク □ 政府はまず、誰一人飢えさせないことを保証すべきです □ 多くの学生が世界は分裂すると感じているそうです。 第5章 私たちは以下に生きるか ボリス・シリュルニク □ 面白い先生は、知識だけではなく感情も伝える人 □ 今回の危機を経て、私たち人間と環境の関係、人間同士の関係も変わっていくと思います アラン・ド・ボトン □ 人間は、多くの無知と未知の領域に四苦八苦しています。 □ 心に平安をもたらす唯一の方法は、最悪のシナリオを想定することです。 □ カミュは、シンプルな喜びに注力することが大切だと説きました。セックス、水泳、サッカー、文学などです。 □ ロールモデルを参考にするのは効率のよい至高の枠組みなのです。 □ ざくろの実。3歳の子供の顔。海ー-先の見えないコロナ時代において、こうしたものこそが心の拠り所にする価値があるものなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/12/05 10:02:17 PM
コメント(0) | コメントを書く
[教養書] カテゴリの最新記事
|
|