カテゴリ:ビジネス
アマゾンへ行く 第1部 本屋をめぐる厳しい現状 □ 時代の流れに対応して売るものを変えていったり、売り方を変えていって生き残っていった □ 書店に限っていうと、売上高に対して人件費は10%、家賃が6%、水道光熱費は1.4%が目安になる □ 経営は全て自己責任。本屋が潰れるのは本屋の経営に問題があるから □ 新たな「売る物」を探し出し、従来にはない「売り方」を開発し、新しいお客様を「売り先」として変わってゆく □ 高めにみても年間で3回転しかしない □ 本を扱うことの仕事に対する目的。理由ではなくて、目的 □ 新規参入のない業界は、必ず衰退し消滅していきます。新陳代謝がないからです □ 書店の粗利益率を30%以上にすれば、多くの起業家を呼び込むことができる □ 家賃を払っている本屋はやめるしかなくなっている □ 日頃から正い金融知識を持ち、金融機関と情報交換をされて良い付き合いをしているのか? □ 本屋の閉店が相次ぐと生徒さんが使う教科書の供給はどうなっていくのでしょうか。教科書問題も出版業界の目の前に迫る危機の一つです。 □ 書店はいまや「構造倒産業種」になっている □ 「書店が自らの意思で新刊本を仕入れ始める」ことから始めて 第2部 注目の個性は書店から見える希望 □ 本屋が本の力を信じないでどうするんですか! □ 本屋もリスクを取って買い切り仕入れに挑戦しましょう □ 本屋は返品ありきで考えるので、このマインドが変わっていかないと、機会ロスになるのではないかと思います。 □ 書店を始めようとする人がトーハンや日販などの取次との取引口座を開設するのには、連帯保証人3名のほかに信任金が予想月商の2ヶ月分も求められる。 □ キャッシュと利益を混同する経営からの脱却です □ リユース商品の最大の課題は「店長次第で売り上げも利益も大きく変わる」こと □ お客様からの注文品の納品日が以前より遅くなっています □ 自己啓発系の研修をずっとやっていた。自分たちは会社に大切にされていると実感して、モチベーションを向上させたんだ。 第3部 出版業界の三大課題は正味・物流・教育 □ 出版界の教育(研修)不在を憂う □ 国内の賃借書店で黒字化しているところは一店舗もない □ 取次が取り組むのは売上率の改善であって返品率の減少ではない □ 未来が見通せない書店業界においては、書店員にも希望が必要です □ マネジメント層はそんな書店員の強みを活かすマネジメントはできない物でしょうか? □ 生き残るためにも本屋は見えないものにお金を使うことですよ □ チェーン本部の一括仕入れが、各店舗での仕入れを制限し、ひいては書店員の本を選ぶ目利き力も奪ってしまった。 □ 人材投資は企業収益に直結する □ 研修内容には、経営者が考える経営戦略が明確に現れます。 □ 経営者が編集者へ「一定期間内の出版数を求める」のでななく「一定期間内で担当する本の販売数」を求めるマネジメントへの移行 第4部 提言ー生き残る本屋の道 □ 本はすべての商材のゲートウェイだと思っています。 □ 旧態依然とした出版界は逆に伸びしろの塊なのかもしれないね。 □ 書店店頭は広告ビジネスとして価値は高いんだ。 □ 本屋のプロデューサーとなって、もう一度本屋「気分がアガる場所」にしてほしい □ 出版界でも新刊が出たら著者は全国の応援したい本屋にビジネスをしにいきましょう。 □ マーケティング3.0 人は読書をする営みを通して歴史や世界や最新テクノロジーや思想と繋がることで社会を豊かにする □ 「サラダ記念日」はいまでも毎年3万部も売れ続けている □ 「書店」という本と接する場所が減っていたり、本の情報が潜在的な読者の皆さんにきちんと伝わっていないことが問題なのではないしょうか。 □ 「書店」は、しょせん小売業であり、文化産業ではない。文化的な商品を扱う小売業に過ぎない。小売業を含め全ての企業は、社会の変化や消費者の変化を分析し、予測し、分析し、わがままとも思える顧客の要求に徹底的に応え、その期待を上回るサービスを提供して初めて生き残ることができる。 ☆彡 小島俊一さんの本 会社を潰すな/小島俊一 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/08 10:28:42 AM
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