カテゴリ:ビジネス
第1章 ホンダ入社と第2期F1 □ 私はレースではなく、技術が好きなんです □ エンジニアとワーカーは頭脳と筋肉のような関係ですが、ホンダでは頭脳と筋肉に分かれるという概念がありません。技術者はみんな頭脳付き筋肉です。 第2章 V6エンジン開発と初代オデッセイ □ 古い成功体験は邪魔になる □ エンジンを一緒に開発したノイズバイブレーション屋が「浅木と一緒に仕事をしたから本当に日の目を見ることができた」と言って喜んでくれたのを覚えています。 □ 技術者には個々の高い能力も必要ですが、それだけでは自動車を世に送り出すという大きな仕事はできません。個人と能力とセットで、周囲の人の気持ちを理解し、巻き込んでいくことの重要性を知りました。 □ ありきたりの仕事をしていたら、絶対にプロジェクト消滅の危機を突破できなかったと思います。 第3章 N-BOXがヒットし続ける理由 □ 結局、私の失敗は営業を含めた上層部の人間をうまく「騙す」ことができなかったことです。 □ 相手が心配してくれることに対してしっかりと成功までのストーリーをつくって見せられなかったのです。 □ これまでのホンダの評価軸は正くないんだ □ 「山籠もり」でコンセプトを決める □ グローバルに展開しているホンダだからこそ実現できる技術をいち早く投入して、コストパフォーマンスがよく、高い安全性を備えた子育て世帯向けの軽自動車を作る □ 市場調査をしても、世の中にまだない車を「評価」する人はいません。そこで大事になるのは潜在的ニーズです。 □ 楽しくなければいいものは作れない □ 一番役に立つのは変わり者 □ チームを立ち上げて、いろんなキャラクターの人が混ざり合い機能するようになるまでには時間がかかります。私は3年ぐらい必要だと思っています。 □ コスト(安さ)ではなくコストパフォーマンスの勝負に持ち込めたこといが一番の勝因と言えるかもしれません。 □ 彼らが砂漠で撒いた水は、ただ砂の中に染み入るだけで花を咲かせることはない。 □ 「できることはなんでもやれ」というのはある意味、リーダーの責任回避です。 □ やっぱりリーダーがはっきり方向性を示してくれないと、部下はなかなか動けないものなんです □ 「よそ者に何ができるんだ」と反発している人たちがチームで機能するようになるまでには普通は2、3年ぐらいかかります。 □ 私のアイディアや予想が当たる理由のひとつは、当たるように絶えず狙っているからです。 □ 社内にはセクショナリズムがあります。 □ リーダーが部下や協力してくれた人に対して、感謝の気持ちをきちんと伝えることは大事なことです。 □ ホンダは我々に対して嘘を言わない 第5章 F1復帰への「蜘蛛の糸作戦」 □ 脂の乗った時期の5年間というのは技術者の人生においては貴重な時間です □ 技術者にはヒーローになってほしい □ ストーリーを組む □ ドライバーやチームのいうことに対して、一生懸命改良していきます □ 難しいプロジェクトでは、変わり者が現れてどうやって上の人間を騙すかが鍵となります。 □ やっぱり結果 第6章 F1の未来とホンダの新たな挑戦 □ アストンマーチンがワークス待遇になるのは初めてです □ アストンマーチンにも強くなってもらわないとホンダは勝てないですから、いい協力体制を早く築き上げてほしいです。 □ パワーユニットを開発。生産するということは、部品や原材料のサプライチェーンまでも構築しなければならないからです。 □ F1は忖度なし、容赦なし、配慮なし 第7章 ホンダの存在価値と日本の危機 □ まかないと目は出ないですし、花も咲きませんし、次のタネもできません □ 危機が人を成長させる □ 世界一になるという景色を見たことのあるものの方が、強いと私は思っています。 □ 経験 □ 技術やセンスはあるけれど、人の管理や組織のマネージメントができない人間が大金舞台で活躍できるストーリーは、日本の会社にはほとんどないのが現実です。 □ 「尖った変わり者が出世できる制度」 □ 嫌な上司は永遠ではない □ 結局は自分を信じて仕事をしていくしかないのです □ 向かい風の時に暴れるな □ ほかのメーカーの真似をして何が面白いんだ。やるんだったら日本一、世界一を目指せ □ ずっと悩んでいるとひらめく時があるんだよ □ 飲み会では、言いたいことがある若い人のタガを外してやること □ 日本は職人が尊敬される数少ない国です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/01/26 08:34:19 AM
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