テーマ:読書(9375)
カテゴリ:小説
うたわない 古井絹枝 □ 湧き出てくるものがある。それがうた。 □ やってみれば楽しいから。 □ 1年生からもうライブをやれるのはいい。運動部とちがって、レギュラーという概念がないのだ。 □ 好きなやつってさ、練習しなきゃいけないから弾くんじゃなくて、好きだから弾くもんね。 □ でも。始めたからには最後までやらなきゃとか、そう考える必要はないよ。 うたう 鳥などがさえずる 伊勢航治郎 G □ 行けるなら勢いで頂までガーッと言ってしまうべきであった、その時期を。 □ 自己流、でずっとごまかしてきたおれとはちがった。狭い自分の土地でしか勝負してこなかったおれとは、根本が違った。 うたう 明確に主張する 堀川知哉 B □ つまるところ、人が好きなのだと思う。だから売り場も好きで、お散歩カーも好きなのだ。人が集まるから。 □ 好きなのだ。好きだから、嫌いにならないよう適度に離れることも大事。 □ この人のことは好きだな、と思う。この人が僕の子を産んでくれるなんて、そんな幸せなことはないよな、と。 うたう 詩歌をつくる 永田正道 D □ 愛さない人は愛されない □ ただやろう、何かを超えていこう。 □ ただただ自分のためにやる。 うたう 音楽的に発声する 古井絹枝 V □ 人の声は耳に優しい。するりと滑り込んでくる。楽器の音もいいが、それとは違うのだ。もっと、こう、近い。 □ でも絹枝ちゃんは、もうちょっと上の幸せをつかみな。何でも一番安いものを買うんじゃなくて、せめて、一つ上物を買えるくらいの幸せは、つかみな。 □ 湧き出てくるものがある。それがうた。わたしからも湧き出る。いや、沸き出る。 ⭐️ こちらもどうぞ 小野寺史宜さん本 ひと まち いえ うたう モノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025/05/11 01:58:48 AM
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