|
カテゴリ:森永卓郎
アマゾンへ行く はじめにーー長生きすることは幸せか □ 金融庁の報告書の推計は、シンプルなものだった。無職の高齢2人暮らし世帯は、月の収入が21万円に対して支出が26万円と、月5万円の赤字となっている。この赤字を65歳から95歳までの30年間積み上げると2000万円に近い赤字になるので、それに相当する資産を持っておく必要があるというものだ。 第1章 年金はどうなるのか □ 日本の賃金が上がらないというこれまでの現象が続く限り、31年後の夫婦2人のモデル年金は13万円程度まで下がる。 □ 厚生年金の保険料は年収の18.3%という現行負担率で頭打ちにすることが決まっている。 □ 国庫負担分に関しても、人口構造の高齢化で負担が高まった分は、消費税増税による物価上昇という形で実質年金給付額が減少するので高齢者にも降りかかってくるのだ。 □ 毎年の年金額の改定率は、①物価変動率+②実質賃金変動率+③可処分所得割合の変化率という計算式 □ 消費税を5%増税して、名目賃金が変わらなければ、実質賃金は5%下がる。それに合わせて年金を引き下げれば、高齢者にも消費税増税の負担が降りかかる。 第2章 年金月額13万円時代への対処法 □ 2人以上世帯の平均消費支出額28万円を基準に考えよう。 □ 65歳の時点で7200万円の金融資産を持っていれば、とりあえず老後は安心となる。 □ FIREで一番キーワードになるのが、「4%ルール」 □ アメリカの過去70年間の株式収益率が7%で、物価上昇率が3%であることから、差し引き4%の実質収益率が得られるだろう。 □ 老後生活に入ったら、投資で大きなリスクをとってはいけないのだ □ 投資収益で老後を支えるという思想は、少なくとも中高年以降は捨てるべきだ ■ 年金繰下げは有利にならない □ 住民税が非課税でなくなる □ 住民税非課税の水準を超えそうな人にも手はある。年金を繰り上げ受給すれば良いのだ。 ■ 働き続けるという選択肢 □ 死ぬまで働き続けるということ自体が本当に可能なのかということも考えておかないといけない。 □ 楽しい仕事をしながら、豊かな老後を過ごすというシナリオは、現実には難しいことなのだ。 □ 勤労収入を増やしていくと、年金の受給開始年齢を繰り下げた時と同様に、税金や社会保険料が急増していく。 □ 所得金額調整控除 □ 非課税で重要になるのは所得税ではなく、住民税の方だ。 □ 高齢期に一番有利なのは、年収を住民税の非課税限度以下に抑えることだ。 ■ お金より大切な健康 □ 家さえあればなんとかなる ■ 相続税対策も必要 □ 現在の基礎控除は、3000万円の定額と相続人1人あたり600万円の加算だけだ。この金額を超えると相続税がかかるのだ。 □ 相続税計算の際、家の評価は、建物が固定資産税の評価額、土地は路線価で求める。建物の評価は、建築から経年年数に応じて減額されていくが、問題は土地だ。 □ 都内では坪あたり250万円前後する。この地価だと、17坪の土地だけで、基礎控除を超えてしまう □ 最大の問題は、死亡を知った翌日から10ヶ月以内にキャッシュで納税しなければならないということだ。 第3章 年金13万円時代に備える3つのライフスタイル □ 定年後の住まいは、 ①大都市に住み続ける ②田舎に移住する ③都市と田舎の中間店のトカイナカに住む □ 高齢期を迎えても、やはり大都市は、お金がある人が楽しんで暮らせる街なのだ。 □ 田舎暮らしの最大の利点は、消費への執着を意識することなく捨てられることだ。 □ トカイナカは、あらゆる意味で都会と田舎の中間なのだ。 □ 田舎に移住したからといって、生活費が下がるということはないのだ。 第4章 自産自消実験 ■ ライザップで命が救われた □ 糖質制限の方が、圧倒的に効果がある □ 緩やかな糖質制限と適度な運動 □ 健康は最大の節約でもあるのだ。 ■ 非資本主義のコミュニティ □ 資本主義がもたらした最大の格差は、「仕事の面白さ」の格差だと思う。 □ デジタル化やグローバル化の進展は、経営をトップダウン型に切り替えていった。 おわりに □ 仕事の楽しさは、生産性に反比例すると考えている。 □ 仕事の生きがいは、突き詰めると仕事の自由度だ。 ⭐️ こちらもどうぞ リストラと能力主義/森永卓郎 書いてはいけない/森永卓郎 ザイム心理教/森永卓郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2026/06/24 11:48:58 AM
コメント(0) | コメントを書く
[森永卓郎] カテゴリの最新記事
|
|