静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと/金間大介
静かに退職する若者たち 部下との1on1の前に知っておいてほしいこと [ 金間 大介 ]価格:1,870円(税込、送料無料) (2024/1/14時点)楽天で購入アマゾンへ行く序章 「笑顔の1on1ミーティング」の翌週に辞める若者□ 「信頼関係を築いていたつもり」「わかったつもり」でいただけかもしれない。□ 自己成長こ最大の解決法□ 人材育成には「日本社会が抱える課題に合わせ、そこから逆算して必要と思われる人材を育てあげること」というニュアンス。第1部 「1on1の前」に知っておくべきこと第1章 日本企業の現場で1on1が求められる理由□ 1on1は、経営者と現場の意見が一致する、比較的珍しい取り組みだ。□ 1on1を導入したのは60%強が「3年以内」と回答□ まじめで、素直で、優秀。だけど、主体的に取りくんでいるかというと、そうとも言えない□ 評価や業務伝達を中心とした、上司が主体となるミーティングから、若手が話し手となる、若手主体のミーティングへ。□ 必要なのは、マネジメントよりも「フィードバック」□ 目標管理制度が徐々に機能しなくなる。□ 現場に求められる主体性レベルが上がっている。今や主体性は、若手に求められる能力の圧倒的1位だ。□ 部下やメンバーは、自分の行動と結果の因果関係を知りたいのだ。第2章 見落とされがちな「1on1の課題」□ 部下がその失敗から何を学んだかしっかり認識することだ。□ 1:1の信頼関係の構築に、一定のルールや共通認識の下、業務時間内に行う事にしたのが大きな変化□ 1on1 4つのパターン1. 目標管理・設定・共有2. 業務の振り返り・フィードバック3. 他者理解・信頼関係の構築4. コミュニケーションやダイバーシティーの促進□ 目的がすり替わった「本末転倒の1on1」□ 1on1の課題を整理する「10の視点」1. 不明確な目的2. ミーティング時間の確保の難しさ3. 不十分な準備4. 所要時間の超過5. 課題解決の追求6. フィードバックの欠如7. マンネリ化8. オープンな対話不足9. フィードバックの受け入れの難しさ10. その他1対1の空間だからこそ発生する課題□ 上司や先輩の面談スキル不足□ 1on1には覚悟が必要第3章 1on1に求められるスキル□ コーチングとは、主に個人のパフォーマンス向上や成長を支援する手法全般を指す。□ 対象者が自分自身の強みや課題を認識し、自らの成長の機会を見つけるのを支援する事□ コーチングに必要な4つの視点1. 目標設定や計画立案の支援2. 質問・対話3. 振り返り4. 自己理解と成長□ コーチ(コーチをする側)の課題1. スキルと経験不足2. 時間とリソースの制約3. 行動・進捗のモニタリング4. 適切なタイミングの見逃し□ 対象者(コーチを受ける側)の課題5. 不明確な目標6. 対象者の態度、スタンス7. コーチとの相性第4章 1on1に対する「若者の本音」□ 自分からオン買いしたいときほど効用が高まる。□ 積極志向の若者は・上司や先輩がアドバイスをくれる成長の場・やりたいことをアピールする場・上司や先輩と仲良くなれる場・困っている事や不平不満をぶつける場□ このタイプの面談は、あなたの上司や先輩としての実力がストレートに試される場でもある。第2部 なぜ、若者は突然会社を辞めるのか第5章 退職代行サービスを使う若者たち第6章 「別の会社で通用しなくなる」と考える若者心理□ 「今の就活生は・・・意識も高くとても優秀だ」このコメントは表層をとてもよく捉えている。□ 休暇やプライベート、収入よりも、自分のキャリアの明確化を意識した若者が増えている。□ 会社とは「自分を成長させる存在であるべき」第7章 日本とアメリカの「静かな退職」□ 今の若者が会社を辞める4つの理由1.「普通の会社」「普通の待遇」「普通の上司」・それまで「普通」と想定していたことが、実はきわめて恵まれた「天国」だったことを知る2. 「ゆるブラック企業」からの退職 全国クリーン化計画が、逆に一部の若者にとっては、「成長」の機会が奪われると感じられる 貴重な人材に対配慮し、「働きやすさ」を追求することで、結果的に働き甲斐が低下3. 配属が希望通りにならなかった時の退職4. 会社は自分に何をしてくれるか スキルや能力向上の機会についても、会社や上司が「仕組み」として用意すべきものであって、それが無い会社は理不尽だ□ なるべく少ない労力で、周りと同等か、そのやや上の安定した生活を得ることを望んでいる。第8章 「とにかく世界を求める若者たち」の実像□ 今の若者はなるべく自分で決めたくない。□ 「いい子症候群の若者たち」の行動特性・自分の意見は言わない、質問もしない・絶対「先頭」には立たず。必ず誰かの後ろに続こうとする・学校や職場では横並びが基本・授業や会議では後方で気配を消し、集団と化す・場を乱さないために演技する・悪い報告はギリギリまでしない第9章 今の若者にとって「理想の上司」とh?第10章 テンプレート化する社内新人研修□ 無事に終わることを目的とする「トライ&サクセス型研修」□ 1on1は先輩社員のためにある□ 若手の学びが先輩や上司の可能性を広げる第3部 提案:これからも若者たちと共に前へ進むために第11章 上司・先輩のための「フィードバック入門」□ 上司や先輩が何よりも優先して鍛えるべきスキル「フィードバック」□ モチベーションを上げる□ 人がチャレンジを楽しむことができないのも、フィードバックが足りてないと考える。□ フィードバック1. フィードバックはなるべく早く2. フィードバックを返すポイントは具体的に3. 褒め要素は「私」を主語にした形4. ごく簡単な質問で終わる5. 軽めのフィードバックを頻度高めに終章 上司・先輩世代へ向けた5個の提案□ 若者に求められておるのは、主体性、自律性、コミュニケーション力だ。□ 「人の気持ちを誘導」するのは傲慢□ 傾聴=積極的かつ能動的に聞くこと□ 傾聴のポイント1. 興味を持って楽しむこと2. 共感すること3. なるべく素でいること□ あなたが興味を持って楽しむこと□ 「素の自分語り」が相手の心を開く□ 傾向は分類、対策は個別□ 時には熱い想いや努力の必要性を語ってみよう□ 会社や上司が「適度な成長機会」を与えてくれるのを待ち、その加減を評価していたいのが、今の多くの若者のスタンスだ。□ 「泥臭く前に進む姿」を見せよう□ ともに前へ進む□ 今の若者は現役選手しか尊敬しない□ 「ちゃんとした上司」をやめよう□ 1on1は、上司や先輩にこそ学びがある□ あなたの主観や共感を大事に、大切に育んで欲しいと思う。若手との対話では、きっとそれが武器になる。