うたう/小野寺史宜
うたう (単行本文芸フィクション) [ 小野寺 史宜 ]価格:1,760円(税込、送料無料) (2025/5/10時点)楽天で購入アマゾンへ行くうたわない 古井絹枝□ 湧き出てくるものがある。それがうた。□ やってみれば楽しいから。□ 1年生からもうライブをやれるのはいい。運動部とちがって、レギュラーという概念がないのだ。□ 好きなやつってさ、練習しなきゃいけないから弾くんじゃなくて、好きだから弾くもんね。□ でも。始めたからには最後までやらなきゃとか、そう考える必要はないよ。うたう 鳥などがさえずる 伊勢航治郎 G□ 行けるなら勢いで頂までガーッと言ってしまうべきであった、その時期を。□ 自己流、でずっとごまかしてきたおれとはちがった。狭い自分の土地でしか勝負してこなかったおれとは、根本が違った。うたう 明確に主張する 堀川知哉 B□ つまるところ、人が好きなのだと思う。だから売り場も好きで、お散歩カーも好きなのだ。人が集まるから。□ 好きなのだ。好きだから、嫌いにならないよう適度に離れることも大事。□ この人のことは好きだな、と思う。この人が僕の子を産んでくれるなんて、そんな幸せなことはないよな、と。うたう 詩歌をつくる 永田正道 D□ 愛さない人は愛されない□ ただやろう、何かを超えていこう。□ ただただ自分のためにやる。うたう 音楽的に発声する 古井絹枝 V□ 人の声は耳に優しい。するりと滑り込んでくる。楽器の音もいいが、それとは違うのだ。もっと、こう、近い。□ でも絹枝ちゃんは、もうちょっと上の幸せをつかみな。何でも一番安いものを買うんじゃなくて、せめて、一つ上物を買えるくらいの幸せは、つかみな。□ 湧き出てくるものがある。それがうた。わたしからも湧き出る。いや、沸き出る。⭐️ こちらもどうぞ 小野寺史宜さん本ひとまちいえうたうモノ