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カテゴリ:第九オフ
お風呂上がり、大広間で再びまったり語り合う場となったのですが…
やっぱりまだ飲む人もいるし まだまだ食う人もいるし みんな元気です。 それでも、話題がつきないのは何でだろう… 大広間兼食堂の閉店時間ぎりぎりまで大広間に居座り、 その後は喫煙所のようなところを占領して語り合う面々。 明け方に某Gさんの独演会状態になったのですが… とってもためになるお話でした。 第九の本番を迎える前からなんとなく話はしていて 本番後のレセプションでもものすごく励ましてもらって… 今回も聞いて良かった話なので、ちょっとだけ書いてみます。 Gさんはとある楽器屋さんの話をしてくれました。 彼の所にはいろいろな人が楽器を求めてやってきます。 その楽器屋さんはほぼ必ず音楽に対する意気込みを聞きます。 例えばこれから吹奏楽を始めようという中学生には 中学生だけでやめてしまうのか、 高校生になっても続けるのか、 大人になっても続けていくのか。 (かっこよさ重視で楽器を始めようとする人もやはりいるそうで…) 高校生になればアルバイトだってできる学校も多いことでしょう。 保護者にお金を出してもらうのか、 アルバイトをして作った貯金を使って買うのか。 そういう質問をした上で、勧める楽器を変えるんだそうです。 すぐやめてしまいそうならお手軽な楽器を勧める。 相当な意気込みが感じられるなら、 多少値段ははっても良い楽器を勧める。 また、Gさん本人の自分の楽器経験に基づいたお話も聞きました。 世の中には買ってすぐそれなりの音が出る楽器もあるけれども やはり使うにつれて楽器も成長するんだそうです。 でも、メンテナンスをきちんとしてもやっぱり寿命というモノがあるわけで… 人によって見解はさまざまなようですが Gさんの話によると管楽器は10年~20年だとか。 それでも使い続けるとやはり愛着が生まれるので 同じ楽器を修理しつつずっと使い続ける人もいたり… 歌をこれから勉強しようかなぁ、と思っていたところに とても新鮮でためになるお話を聞かせていただきました。 だって、歌ってのは自分が楽器なわけで… 使っていくうちにだんだん良い音が出てくる、というのは たぶん歌に関しても同じコトなんだろうけど メンテナンスをきちんとすれば 寿 命 ≒ 自 分 の 体 の 寿 命 ってことなのかなぁ、と思ったり。 あとは、やっぱり生まれ持ったものなので自分では選べない。 音域とか音色とか。 授けられたものをいかにうまく使うか、ということなのかな。 とにかく、メンテナンスをきちんとしないとね、という気持ちで 朝を迎えました。 時間ぎりぎりまで話し込んで、その健康ランドで解散。 帰りの運転手の体調が激しく心配ではあったけれど 無事にみんな帰り着いたようで…一安心。 そして…18日の24時、つまり19日の0時で 11ヶ月に及ぶ2ちゃんねる第九プロジェクトは 凍結という形をとりました。 結局長野で一睡もしなかったので、家に帰り着いて仮眠。 あやうく凍結祭を逃すところだったのは内緒です。 起き出して、演奏会のCDを聴きながら あわててあちこちのスレに最後の書き込みをして ちゃっとでのカウントダウン… ちょうど年末年始のような盛り上がりでした。 10月にこのプロジェクトを知って参加してから9ヶ月。 本番が終わっても元の現実にはイマイチ戻れず、 結局最後には長野まで自分を遠征させてしまうほどの のめりこみっぷり、、、、 あらためて、インターネットってすごい。 1年前には出会っていなかった人を全国各地から集めて 結果的には1・4楽章だけだったけれども 第九の演奏会を実現させて… このプロジェクトで出会った人たちとは きっとまたどこかで会うんだろうな。 あの本番を一緒に経験しただけでもものすごい財産だから。 凍結してしまうのはなんだか寂しいけれど、 いつまでも過去にしがみついてないで前に進まなきゃね。 またみんなと歌う機会を夢見て、少しずつ頑張ってみます。 あらためて、長野まで召還してくれた甲信越支部の皆さんに感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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