2004/12/22(水)01:52
私は何をしに来たんだっけ? - 年末の第九本番その1
10月から練習をしていた横浜の第九を歌う会の本番です。
本番は午後からなんだけど、午前中にGP(ゲネプロ=通しリハーサル)
をやることになっていたので早起きして出発。
でっかい楽屋に通されて、慣れるためにロングスカートを履いて発声練習へ。
1~3楽章のGPを待って、合唱が舞台へ。
ところが、この時にまだ本番の並び順は決まってないんです。
そんなわけで、この列に何人、といった感じで人数を割り振られて舞台へ。
たまたま合唱の最前列に立つことになりました。
最前列とあって、指揮者もオケの人達もよく見えます。
第4楽章冒頭のファンファーレ、ティンパニの人に見入ってしまいました。
CDなんかで聴くのとナマで聴くのと、一番違うのは
やっぱりティンパニなんじゃないかなぁと思います。
おおお、コントラバスが6人もいる!!!
コントラファゴットだー、バストロンボーンだー!!!…と
雛壇からオケに熱い目線を送ってオケの音楽に(*´д`*)ハァハァする自分www
(゚д゚) あれ?私ってば何しにきたんだっけ?
そうです、歌いに来たんですw
1楽章から3楽章のテーマを振り返り、再びファンファーレ。
バリトンソロに続いて合唱が歌います。
そういえばテノールソロの人の声を聴くのは初めて。
男声合唱も人数がそれなりに多いのですごい迫力。
やっぱり楽譜に食らいつきながら歌うのはもったいない!!
舞台上のオケとかソリストにハァハァしながら歌わなくちゃー(違)
で、4楽章の後半、事件は起きました。
!!!!!!???????
ここでソリストが歌い出すはずなのに声が聞こえない????
… ソ リ ス ト が 落 ち ま し た _| ̄|○
(※ここでの「落ちる」=「入り損ねる」)
指揮者の先生も復帰不可能と判断したのか、タクトを止めました…。
4楽章後半、Allegro ma non tantoからやりなおしです。
まじですか………_| ̄|○
「ちょっと待て!!本番当日の午前中だよ??」←心の声
この時、将軍(誰)の「ソリストはたった1人で本番をぶちこわしにすることもできる」という言葉を思い出したのは内緒です、、、、
さすがにGPと同じ失敗を本番ですることはないだろうと思っても
他人事ながら心配してしまう自分…
昼食をとった後で身長順に本番の並び順を決め、舞台の裏に移動して待機。
(#゚д゚)<おまいら、舞台裏なんだから黙って待ちやがれ! ←心の声
2楽章と3楽章の間に合唱とソリストが舞台へ。
結局指揮者がようやく見える後ろから2列目という位置でした。
(決して背が高すぎるわけではないですよ、みんなが低いからですよーw)
本番でもやっぱりオケの音に聞き入って、自分が何をしに来たのか忘れかけたのは内緒です。
周りの人の歌う音が必ずしも正しいとは言えなかったので
いかにつられず下がらず歌うか…を個人的課題にしていたのはもっと内緒です。。。
本番前、「客席に向かって手を振ったり、何か合図を送ったりしないで下さい」と注意を受けていたんですが、
舞台から客席を見ていると、やっぱりいるんですね。
舞台の誰かに向かって手を振るオバ(ry _| ̄|○
なんかもう、恥ずべき文化と呼んでもいいんじゃないかと、、、
聴きに来てくれていた相方も、客席のマナーの悪さにはご立腹でした。
演奏が始まってもどうしてぺちゃくちゃしゃべっていられるのか…と。
(´-`).。oO(パンフで叩きに行こうかと思ったらしいよ)
ここを読みに来てくれた方の中にはこういえば分かる人もいるかな。
ま た 合 唱 か !!!