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しげぞーの他人には厳しく

発泡酒の増税 2003/1/14

発泡酒の増税 2003年1月14日(火)

「企業が努力して開発した商品に対し、安易に税金をかけるのは感心しない。発泡酒は庶民のささやかな楽しみでもあるのだ。」
 発泡酒の増税に関する意見である。一見なるほどと思うかもしれない。しかしそんな優遇措置は何時までも続けるべきものではないだろう。
 努力は認めてほしいが、未来永劫続く特典ではないことなど企業も理解している。しかし企業の利潤追求という点からすれば、増税に異議を唱えるのは当然のことであるというだけの話だ。
 今回の件で言うなら、税率のアップはあくまでビールとその代用品である発泡酒の関係に注目すべきで、発泡酒の味がビールに近づいたことで、ビールの売り上げが下がり、それに伴い、税収が落ちてきたなら、発泡酒の税制上の優遇措置をいつまでもそのまま続けているわけにもいかないのは明白と言える。
 ビールの売り上げは横ばいながら、発泡酒の安さがウケ、発泡酒の売り上げが純粋に伸びている状況なら、増税には疑問符もつく。しかしビールの代用品との位置づけをする消費者が多いであろう以上、純粋に新たな需要を開拓したとは言い難く、しかもビールを作っている会社がそのまま発泡酒を作っているのであるから、企業努力によってという主張にも鵜呑みには出来ない部分があるということだ。企業の努力も考慮すべきだろうが、何よりも最優先されるべきものではなく、また消費者の声も発泡酒に関する限り、正当なものであるかどうかは疑わしい。
 発泡酒の増税を行うことで税収面で必ずしもプラスではないことを、また増税が不当であることを企業が、また発泡酒税制優遇措置の継続を支持する者がデータを以て示しでもしない以上、発泡酒を飲まない人には「ビール会社ももう十分儲けたんじゃぁないの。それに発泡酒を愛飲している人も、もう十分にその恩恵を授かったんじゃぁないの。」と思われるのがオチで、そういったことを常に頭の片隅には置いておく必要がある。
 税金とは絶えず難しい問題を内包しているが、今回の酒税改正に関しては、ウケだけを考え、コメントする批評家が、そしてそういったものを垂れ流すメディアの如何に多かったか。TV・新聞ともビール会社のクライアントが存在するため、仕方ない部分もあるが、それにしても憂いべき事だ。
 これまでの発泡酒の動きを簡単に言えば『税制優遇措置を利用してビジネスチャンスをつかんだ企業があり、そのことで満足した消費者がいたが、その優遇措置は徐々に無くなる方向にあり、一部の企業と一部の消費者が、これまで通りもうしばらくいい思いをさせてほしいと要望している。』ということである。

 こんなことを書いてきた私も、実はビールは好きで、長い間、特定の銘柄を愛飲しているが、発泡酒でも構わないということもときにはある。ビールと全く同じような味になれば、原料などは何だって構わない。安いに越したことはなく、ビールではなく発泡酒を選ぶようになるかもしれないわけだ。税金に関しては個人的な立場としては上がらないほうが良いに決まっているが、ある程度は仕方ないと納得しており、そのものの価値と価格を自分のなかで比較検討し、納得がいけば購入し、しなければ購入しないということになるにすぎない。不当に高い税金が課せられるなら、不満にも思い、抗議もしようが、今回決まった程度のアップなら十分納得の行く範囲内であり、どうとも思わない。人により捉え方は様々だろうが、ともかく私はそう感じている。

 今日は朝から馬に乗り、原稿を書き、税務署と公証役場へ出向き、事務所へ戻ってデスクワーク。仕事を終えると病院へ行き、牽引。このところ腰の状態は安定している。このまま完治してしまいそうな気もするが、少し良くなるとすぐ無理をしてしまう性格だけに油断は禁物だと自分を戒める。病院では風邪をひいている人も多いようで、うつされないようにマスクをかけ、帰宅してからはうがいと、万全を期す。
 朝は玉子雑炊、梅干し、鯵の干物、韓国海苔、白菜の浅漬け。昼はそぼろあんパン、りんご饅頭、ヨーグルト、低脂肪乳、ネーブル。晩は麦ご飯、納豆、たらこ、しいたけとエノキと長ネギのホイル焼き、もやしマヨネーズ。



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