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しげぞーの他人には厳しく

スカイマークと全日空・自民と民主

何事も競争相手がいることが重要なのである 2003年11月8日(土)

あれは今から4年ほど前のこと。スカイマークエアラインが大阪-千歳を飛ばしていた頃の話である。スカイマークとは他の航空会社に比べ、随分安い料金設定で頑張ることを表明していた会社である。(いや今でも羽田から福岡、鹿児島、青森、徳島への路線は頑張っている。)
 当時私は伊丹-千歳間を1ヶ月に3~4回程度は往復していたのだが、スカイマークが就航すると同時にこれを利用することにした。
 ちなみに私の場合、当時は会社が費用を全額負担してくれることになっており、他の航空会社の飛行機に乗る際はスーパーシートを、またスカイマークを利用する際にはシグナスシート(他社のスーパーシートと同じもの)にしていたため、料金自体は全く変わらなかったが、将来のことを考え、スカイマークを選んでいたのである。(スカイマークは通常の席ではかなり安くなるが、シグナスシートはスーパーシートよりも高い設定になっており、それを使うと全体では同じ料金になった)
 料金については細かいことは覚えていないが、早めに(確か3週間前まで)予約を入れておけば、スカイマークは伊丹-千歳は12000円。それ以外でもスカイマークはANAやJAL、JASに比べて遙かに安かった。しかしさすがにそれでは多くの利用者がスカイマークを利用することになる。危機感を持った他の航空会社はスカイマーク同様の料金に下げることにした。しかしこの格安料金はスカイマークの飛行機が飛ぶ時間帯の前後のもの限定で、ほかはそのまま。いってみれば、露骨な嫌がらせ、スカイマークつぶしだったのである。
 料金が同じならどちらを利用しても良さそうなものだが、スカイマークには不利な点があった。搭乗口がスカイマークだけ遠いのである。荷物が多ければ勿論のこと、そうでなくとも1度その距離を経験した者であれば、つい他社便を使おうかという気にはなる。
 そこが他社の狙いだったはずだが、利用率が芳しくないスカイマークは1年あまりでこの路線から徹底することになった。
 これは大阪人に限ることではないが、料金に敏感とは言っても、それは目先のことである場合が多い。実際、スカイマークが安ければそちらを使うが、料金が同じになれば、他社便を使うようになる。スカイマークが撤退すれば、料金はまた元のものに戻ってしまうことは目に見えていたはずだが、そんなことはそれほど気にならなかったのだろう。それだけではない。私ならスカイマーク対策でお金を使った分、どこかで回収しようとするに違いないと睨むのだが、そんなことも多くの人は思わないらしい。
 それが原因であるかどうか、はっきりしたことは知らないが、スカイマーク撤退後、料金は全便元通りの料金に戻り、伊丹-千歳間はいつのまにか早割すらなくなった。
 多少の不便は承知で、ある程度の人間が、もしくはそれぞれがある一定の割合でスカイマークを利用し続けていれば、その恩恵を続けて享受出来たはずなのである。
 競合がいかに大事であるか、目先のことにとらわれることが如何に愚かであるかの良い例だと私は捉えているのである。
 こんな例は世の中には多くある。Windowsと他のOSでも同じ事だろう。利用者は如何に独占を避け、安価で質の良い物やサービスを提供させるか、逆に提供する側は如何に独占状態にして、思い通りに事を運べるようにするか、その戦いなのである。

 さて今回の衆議院選挙はそんなことを頭の片隅に投票することをお勧めしたい。
 言ってみれば、自民党と民主党は、全日空とスカイマークのようなものである。
 目先のことを考えれば、自民党と考える人も少なくはないだろう。景気も好転の兆しがある。過去の金権、利権だらけの政治からすれば随分マシになりつつあると感じる人もいるはずだ。
 田中真紀子あたりは「昔の自民党はもっと良かった。今は意地悪ばかり。あんなところはろくな政党ではない。」などといった趣旨の主張をしているようだが、それはとんでもないこと。彼女の父、田中角栄をはじめとして、過去の自民党代議士が如何にひどい政治をしてきたかは誰だって勘付いている。その当時はまだ良かったかもしれないが、ツケが溜まり、もうそれも限界なのである。そんないい加減な政治からはそろそろ脱却しなければならないと多くの国民が思っていたことが、小泉政権が誕生する理由ともなったのだ。
 小泉政権を支持する意味で、消極的ながら自民党に投票することを私は否定しない。
 確かに現政権にもおかしな点は多い。しかしそれは過去の歪みを清算するための仕方がないものと思えなくもないのだ。
 しかしおかしな連中も小泉政権にはひっついており、それがどうしても我慢ならないのなら、また実現可能かどうかは微妙だが、もっと劇的な変化を望むというのなら民主党に1票投じるのも手だ。
 今回の選挙で、もっとも拙いのは、選挙結果によって後戻りできないような体制にしてしまうことである。理想的なのは、おかしな候補や政党は大敗させ、真っ当な政治家だけを国会に送り込むということ、そして与野党拮抗で、全ての政党が、そして政治家が緊張感を持って、活動を行わなくてはならないような状況にすることである。

 緊張感がなくなればろくな事はない。競争相手がいなければ、やりたい放題で無茶もする。暴走もする。企業でも、政党でも同じ事が言えるのである。


説明でお分かりいただけるかと思うが、4枚とも同じ人物である。

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 今日は久々に西武百貨店へ行き、買い物。どうもデパートへ行くと財布の紐が緩んでしまう。普段からユルユルの紐だが、もっともっと緩くなってしまうのである。
 今日購入したのは、カシミアのセーター、キルティングベスト、ライディングジャケット、スカーフ、そして本を、知り合いの書いたものを中心に10冊ほど。
 THE GARDENでは豆腐の燻製、チーズ(アランデュポワ ボンレヴェック)、サンテラモのバルサミコ酢、鮒寿し、スモークサーモン、べったら漬け、千枚漬け、筍の浅漬け、天保正一純米大吟醸、道灌金賞受賞酒を買う。
 最後に量産店に寄り、コンポを買って帰ってくる。持っていたマイクロコンポを人にあげてしまったため、最近になってまたちょっと欲しくなっていたのである。
 それにしても散財もいいところ。金曜日に臨時収入が入ったばかりだが、これでまた稼がなくてはならなくなった。日曜日は温泉の近くへ出張の予定なのだが、のんびりしてばかりはいられない。


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