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2006年01月22日
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カテゴリ:おやじの子育て
高校生のクラミジア無症候性感染率は,男子7.27%,女子13.91%!?
国際的な比較では,おそらく日本は世界で最も感染が拡大している国と!?


ある県内の13の高校生男女3,000名を調査したもの。
クラミジア陽性率は
全体で11.42%,男性が7.27%で女性が13.91%あった。
性交渉の経験があったのは
男性35.1%,女性46.7%であった。
国際的に比較すると,たとえばベルギーの高校生では1.4%など日本の感染率は他の国々より高く,無症候のクラミジア感染が日本の高校生に広く蔓延し,おそらく世界で最も感染が拡大している国であることが示唆されたとしている。

厚生労働省科学研究費補助金「性感染症の効果的な蔓延防止に関する研究班」平成15年度研究報告無症候性クラミジア感染症のスクリーニング調査」(http://mhlw-grants.niph.go.jp/)

推定計算では、日本における実際の性器クラミジア感染例は
男性約19万4千人、女性91万1千人、計約110万人弱にも達することになる。
この性器クラミジアの罹患率を、感染率の極めて高い10才代に焦点を合わせて検討すると、15歳:1人/83人、16歳:1人/35人、17歳:1人/22人、18歳:1人/15人、19歳:1人/13人、20才:1人/14人、21歳:1人/14人、22歳:1人/16人、20~24歳平均:1人/16人、と10歳代後半から20歳代前半にかけての女性に1人/15人の感染例がいることが示されている。

なお、注目されることは、この10才代女性における性器クラミジア感染の急上昇カーブが、別に分析した10才代人工妊娠中絶率の急上昇カーブと極めて相似的なパターンを示しており,高校生における性教育の重要性が示唆されている。
HIV感染が性感染症化にしている現在、この様な性感染症宿主が通常より3~5倍も易感染性を高めることを考えると極めて重要な注目すべき感染症となっている。
(参考:厚生科学研究費補助金新興・再興感染症研究事業「性感染症の効果的な発生動向調査に関する研究」平成13年総括研究報告書)
(http://mhlw-grants.niph.go.jp/)

この10年間で性行動の低年齢化が進んでいる。
「東京都内の高校3年生の初交経験累積率」は?

平成14年女子の45.6%が初交経験あり、12 年前(平成2年、17.1%)の約2.7
同様に中学3年生の時点では9.1%が初交経験あり、12 年前(平成2年、3.4%)の約2.7
「中学生の意識:中学生が異性とつき合うときにすると思うこと」
中学校3 年生の男子27.1%、女子21.5%が「性交する」と回答。

青少年の性感染症の感染率、性犯罪の被害状況等は近年増加傾向にある。
この背景には、青少年の性行動の低年齢化、青少年の意識の変化があるのではないかとしている。

「全国の10 代の人工妊娠中絶数」
平成15 年度40475 人、全人工妊娠中絶数の12.7%、10 年前(平成5 年度)の約1.4 倍

「東京都の19 歳以下の性感染症患者報告数(定点医療機関における報告)」
平成15 年女子287 人、全感染症数の10.9%、5 年前の1.9倍

「福祉犯罪(性的被害)で保護された女子少年数(東京都内)」
平成15 年571 人で9 年前の3 倍、うち中学生は149 人で9 年前の14.9倍の増

(参考:東京都青少年の性行動について考える委員会「青少年の性行動について考える委員会」意見のまとめ,平成16年11月)(http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/matome.pdf)

いやー調べてみるとビックリの結果でした。以前書いた日記のコメントから性病について調べてみたんですが,高校生のクラミジア感染率は世界で一番だろうとのこと。クラミジア感染はHIVの感染リスクを5倍にすること。10代~20代で感染が多く15人に1人が感染していること。クラミジア感染が不妊や子宮外妊娠を助長すること。
などなど色々出てきて書ききれません。性行動の低年齢化が主な原因としていますが,家庭の会話が多い方が,性行動が遅いとか,相談相手になりやすい(主な相談相手は,彼,彼女,友達,医療関係者とのこと)とかもありましたので,学校だけでなく家庭での性教育というか,性関連の話しやすい環境作りが必要かしらと思いました。普段から性に関する情報をマナーのように伝えられればベストかしら。
しかし同性じゃないと話しにくいですよね。学校の性教育が行き過ぎって話良く出てましたけど,HIVや性感染症の話を聞いてみると私自身は危険を考えると納得のいくものでした。

なお,厚生労働科学研究成果データベースがリンクで表示されますが,閲覧システムから,研究報告名を検索していただければ詳細を閲覧できます。



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最終更新日  2006年01月22日 21時44分09秒
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