2006/09/20(水)16:15
今どきの子どもはポケットをいくつ持っている?シックスポケットより多い!?アヤノブの部屋
今どきの子どもはポケットをいくつ持っている?シックスポケットより多い!?
総人口の減少と少子高齢化の影響って、子どもにも悪い影響を与えますよね。
最近、良く聞く言葉に、シックスポケット:1人の子どもが、両親2人とその祖父母4人からなる6人の経済的ポケットを持っており、なんでも買ってもらえるっていう喩え、がありますが、その子どものシックスポケットが実際どのくらいあるの?少子化により、子ども一人当たりへの出資額が増加しているの?
という調査結果が博報堂さんから報告されています。
博報堂BaBUプロジェクト:母親に聞いた子どものポケット実態調査から
長子が9歳以下の 20~40 代既婚女性計 600名を対象にインターネット調査したもの
調査結果
子ども一人がもつ平均ポケット数は
約7つ。 日常必需品以外のモノを子どもに贈る人として、両親、父方祖父母、母方祖父母の6ポケットに、叔父叔母や、その他親族・両親の友人なども加わることで、子ども一人あたり平均して約7ポケット(6.83ポケット)を持つ。
祖母・祖父ともに、母方のほうが贈る確率が高い。
四世帯に一世帯(23%)は、9ポケット以上持っている。
ポケット金額は
合計して「年間約43万円の支出」。
ポケット金額は、平均すると年間428,999円で、約43万円となりました。
その内訳は、イベント支出171,916円(約17万円)、普段支出257,083円(約26万円)でした。イベント支出:お年玉、誕生日、クリスマス、節句や七五三などの行事、普段支出:食費や日用品といった生活必需品以外の商品、例えばご褒美に買ってあげるお菓子やおもちゃ、祖父母から出してもらった外食代。
ポケット出現回数は、
1ヶ月平均10.1回。これは3日に1度の割合であり、年間約120回のプレゼント。
月に31回以上、つまり毎日もらっている子どもは7.2%と、14人に一人ということもわかった。
母親が最も満足しているのは、自分の母親からの贈り物でした・
祖父母は大甘ポケット、両親は辛口ポケット
「大人のほうが子どもと一緒に遊びたくて(遊びたがりポケット)」や、「子どもよりも、大人である本人が欲しくて(自己中ポケット)」といった大人の都合が、ポケットの理由になることもある。
と続く
(参考:博報堂BaBUプロジェクト:母親に聞いた子どものポケット実態調査,2006年8月3日)
(http://www.hakuhodo.co.jp/news/pdf/20060803.pdf)
ちょうど昨日娘が、ニヤニヤしながらメモを作っていたので何してるのかと思ったら、今年の誕生日プレゼントとクリスマスプレゼント、ピアノの発表会のがんばった賞、バレエの発表会のがんばった賞で欲しいものを希望順位付けでリストアップしていました。
内訳は、DSゲームのソフト、洋服、マンガの単行本などなど。
洋服とマンガという金額に差があるものが同列に並んでいて思わず「ププッ」としてしまいましたが、それにしてもすごいなあ!というのが正直な感想でした。
まあ自分もさんざんゲーム三昧でしたのでなんともいえませんがね。
誕生日やクリスマスは娘のポケットを利用するようですが、バレエは花束があるからおしまい!とママに言われていました。ピアノはプレゼントするのかい!と思いながらも、パパもピアノ発表会は連弾するんだった。じゃあパパもなんかもらいるかなっとひそかに期待しつつ、練習しなくちゃあと思うとグッタリ来るのでした。
それにしても年間40万円はすごいですね。
子どもと遊びたいから購入するという気持ちはわかりますね。
最近では、バドミントンセットなど買ってしまい運動がてら一緒にやっております。
あと電子ピアノもそうかな。高額でも子どもと兼用だとママの財布もゆるみやすいみたいですな。
しかし、このまま育っていくとどうなっちゃうのか怖いですね。
子どもがあまり欲しがらなくてもブランド物とか統一し始めるお母さんとかみてると、誰のためのものなのか、大枚はたく意味はなにかあるのか、子どもが世代交代したときにどういう結果を生むのか。
怖いです。
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