6ドア車 増えます。
日経新聞の地方のページを見ていて驚いた。うちの最寄り駅沿線、朝のラッシュ時の乗車率なんと191%。だから、乗降をスムーズもできる六ドア車を投入するらしい。ターミナル駅に朝8時台前半到着する急行列車六本の、もっとも混雑する5,8号車に組み込むんだって。へー、この時間帯のこの車両が一番混むとは初めて知った。この六ドア車、イスが格納される。人を立ちっ放しにし、ぎゅうぎゅうに詰めるだけ詰めて運ぶ。これって明らかに「乗り物」とは言わない。人を乗せてることにはならない。人を運んでるだけ。人はモノじゃないのに。電車でストレスがたまるのは仕方ない、とか、乗客が集中しちゃうのは仕方ない、とか、考えてるなら、考え直して欲しい。乗り物は快適であって欲しい。エレベータは、人数に制限があるのに、電車は押し込んで乗れるだけ乗っていいのは、どうしてなんだろう?宅配ピザは、到着が決めた時間に遅れたら払い戻しされるのに、電車は、予定の時間を遅れても払い戻しにならないのはどうしてなんだろう?だって、「○分で△円で移動できる」というサービスの価値に納得して、お金を払っている。”○分”を守れなかったら、そのサービスは不良品とも考えられる。全額とは言わないけど、契約を守れなかったのだから、払い戻しすべきだと思うけどなあ。でも、私たちは他の路線を選べない。私は自分の最寄り駅から電車に乗るには、あのめちゃくちゃ混んでて、いつも時間に遅れる電車にのるしかない。競争原理が働いているようで、実は電車って働いてないんじゃないかな。ああ、やだなー。電車に長く乗るような生活は避けたいけど、仕方ない。