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2011年03月16日
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カテゴリ:ひとりごと
被災地に住んでいる友達が今日連絡をくれました。皆さん最後まで是非読んでください。それだけで、何か掴むものがあると思います。

……………


心配してメールや電話をくれたみなさん本当にありがとうございます。

私は先日の大地震の日、津波にのまれ、コンビニの屋根にのぼり奇跡的に助かりました。

体験したことをすべて文章にする能力が私にはありません。
ですが、こちらの現状を含めお伝えします。

当日震度6強の巨大な地震に遭遇したときは外回りで石巻というところにいました。
想像を絶する揺れのあと、車のラジオで大津波警報を聞きました。
しかし、自分がいた場所まで津波が来るとは夢にも思わず、得意先を一軒訪問したあとコンビニに入り家族のために水と食料を買おうと列にならんでいたところ誰かが「津波が来た!!!」と叫びました。外を見るとチョコレート色の濁流が信じられないスピードで道路を流れていきました。
逃げろの一言で一斉に車に乗り込みましたがあっという間にコンビニの駐車場にも濁流が流れ込み、車が流されはじめました。幸いそのコンビニが道路に比べると高い位置にあったので駐車場にあったくるまが少し流されて出口を塞ぐ形になり、止まりました。
道路のほうを見ると、人が乗ったままの車が何台も流され、貨物列車の貨物や、流木、看板のようなもの、なんだかわからないものまで流されていました。


戦慄しました。
恐怖という言葉だけではとても表せません。
車に乗ったままどんどん水位が上がってきました。車の屋根にのぼろうかどうしようか頭を急速に回転させました。
車の屋根を超える水位になったら終わりだと思い、近くにいた人と決死の覚悟で外に出て、水の中を歩きコンビニの屋根にのぼりました。
20人ぐらいいました。
横殴りの雪が降ってきて寒くてたまりませんでした。
そのまま屋根の上にいて凍死するか、津波の第2波に怯えながら下に下りるか。
究極の選択でした。
結局このままでは死んでしまうということで降りてコンビニの中に入りました。グチャグチャで水浸しでしたが屋根の上より寒さはマシでした。
ラジオの情報を頼りに救助を待ちましたが、救助要請するにも電話が全て使えません。

みんなで励ましあいながら極寒の中、12時間後に消防団の方が探しにきてくれました。

水はだいぶ引きましたが流木や瓦礫で車で救助に来ることは不可能と言われました。
途中まではマイクロバスで救助に来れるということで、バスの待つところまで1時間ほど歩きました。前から津波が来るのではないかと怯えながら、足の取られる泥の中を必死に歩きました。
横転している車がたくさんありました。
永遠と思われる時間を歩き、バスに乗り、避難所に着くことが出来ました。
ひとつの選択、ひとつの行動が違っていれば間違いなく死んでいました。
奇跡的に助かりました。 九死に一生を得ました。

この命、大事にします。

11日の19時以降、まったく携帯が通じない状態でしたので、家族・会社の人達にも心配をかけました。

コンビニの屋根にいるうちに彼女に送ったメールで、私のいる場所がわかり、家族が避難所に迎えに来てくれました。
再会することが出来ました。

避難所にはニ晩お世話になりましたが、毛布が足りず、燃料も少なく、水もなくなりました。
寒くて眠れず歯磨きも出来ずコンタクトレンズも外せない状況でした。

携帯が通じないので、避難所には家族を探しにたくさんの人が訪れます。
新たに救出された人も来ます。
一晩中水に浸かっていたおばあさんが来ました。
ずぶ濡れの保育園児が10人ぐらい来ました。
避難所を5軒ぐらい回ったけどお母さんが見つからないと泣きながら訴える女子中学生が来ました。
子供を探して親御さんが来ました。
避難所で親族を見つけて抱き合う人もいれば見つけられない人もいました。

私は家族のもとに帰ることが出来ましたが、どうか避難所にいる多くのみなさんも家族に再会出来ますようにと祈らずにはいられません。

最初に避難したコンビニのオーナー夫妻にはパンやおにぎり、飲み物やホッカイロをもらいました。あのとき本当に助かりました。
後日お礼をしに行こうと思っていましたが、その後水位が上がって水没したと聞きました。


私の住む地区はまだ停電で水道も出なく、ガソリンも手に入らず、食料品店も閉店状態です。
携帯も少しずつ復旧してきましたが、まだ電波が不安定で通話はすぐ切れます。

みなさんからたくさんの電話とメールをもらっていましたが、やっとメールすることが出来ます。
何回も電話をくれたみなさん、落ち着いたら電話します。
本当にありがとう。

宮城県に限らず大きい余震が続いていますので気をつけてください。





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最終更新日  2011年03月18日 12時47分03秒
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