4匹のこぶたちゃん　

小学校低学年の課題図書にもなった長谷川義史氏の絵本です。

タイトルはなんだか楽しそう♪と言う感じだし、絵もラーメンをすすっている
男の子なので、食いしん坊にピッタリ？と思って読んでいくと･･･

ぼくがラーメンをたべているとき、となりでミケ（猫）があくびをした。
ミケがあくびをしたとき、となりのみっちゃんはチャンネルをかえた･･･
･･･と言う具合にその時となりで何をしたかを次々描かれているのですが
幸せそうな日本の子供たちからどんどん隣の国では･･･と変わっていき、
最後に出てくる男の子は･･･

大人が読んでもドキッとする内容でした。
当たり前に食べたり飲んだり、学校も行けるし
テレビを見たり遊んだりしている日本の子供たちには
この絵本はどう映るのでしょうか･･･

小学生以下には難しい内容かもしれませんが世界の状況を知るのにも
いい機会かもしれません。
親子で一緒に読んで分かりやすい言葉で教えてあげることで
小さな心にも意識が芽生えると思います。