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カテゴリ:美術☆あーとイベント
この夏、宇都宮美術館で開催される「わたしが選んだいわさきちひろ展」は、いわさきちひろ作品と一般市民の言葉が一緒に展示される、オリジナルの参加型展覧会。
2008年度のちひろ美術館以外での企画展としては、日本で唯一の展覧会になるそうです。 ちひろ美術館から離れた場所に住んでいるファンとしては・・・数少ない、直接原画に触れることのできる機会というわけですね。 一般公募の企画でそれぞれ自分の気になったちひろ作品を見て感じたメッセージを、募ります。 その応募されたことばの中から選抜されたものは、美術館の展示フロアにちひろさんの原画と並べられてメッセージを発信します。 はるるさんも、市民のひとりとして、過去に書いた自作の詩と・・・このために書いた、新たなショートエッセイみたいなメッセージを、合計20点ほど応募させてもらいましたが。 つい先日、その作品が応募総数2千点余りの中から選ばれて採用になったと、通知が届きましたので、ちょっとウレシイです。 今夜は、その中から詩を除外していくつかご紹介。 アタマの数字は、「いわさきちひろ展」の出品リストの作品番号。 いわさきちひろ作品画像紹介 No1~No35はこちらから→→ No36~No70はこちらから→→ No71~No105はこちらから→→ No106~No138はこちらから→→ No106 わたしがちいさかったときに ---------------------------------------------- いくら大人になっても、実際に我が子を持ってみないと判らないことがあります。 「この世の中に、自分自身よりも大切の思う存在があること」 幼い我が子を抱きしめてみて、初めて思い知るよろこびと、いのちの切なさ。 その、肌のぬくもりに知る血を分けた愛しい存在の強さ。 そんな思いを一瞬にして消し去ってしまう、戦争というものの恐ろしさ、と愚かさ。 No108 「戦火のなかの子どもたち」爆撃機 ---------------------------------------------- 大空襲のときのB29の大編隊は、地獄の使いのはずなのに、銀色に光ってとても綺麗だったそうです。一面に降り注ぐ焼夷弾も、花火のように見事に散って咲いたとお祖母ちゃんに聞きました。ほんとうに恐ろしいものは、時々ものすごく美しい姿をして出現することがあります。 実際に空襲を体験したちひろさんは、どんなことを思いながらこの飛行機の姿を目撃したのでしょうか。 (No138)「戦火のなかの子どもたち」戦火のなかの少女 -------------------------------------------------------- ベトナムやラオス・カンボジアなどの国でも、戦争や虐殺の記憶を持たない戦後生まれの世代が過半数になりつつあります。 けれど近年、実際にその地を数週間に渡って歩き回ってみれば、子を失ったお年寄り、親を失った若者たちが数多く存在していることに、否応なく知らされます。 この絵の中のおんなのこも、今はきっとやさしい目をした母親になっているのかな?! ちひろさんの絵の背後には、未来に繋がる希望の光が宿っているような気がします。 (No51)「ぽちのきたうみ」海とふたりの子ども ----------------------------------------------- 海の青さが、心に沁みる絵ですね。 広い海原を前にして胸をわくわくさせてる、ちっちゃな人影が描かれています。 子供たちの目の前に大きな白い波が砕けて、潮の香りが漂ってきそう。 幼い子供が、初めて出会う海と空のゆるやかな「宇宙」の深淵。 頭上に広がった空に触れることはできないけれど、海は実際に味わい飛び込め体感できる「無限」のかけら。 (No66)子ども ------------------------------ 最近、オトナたちにきちんと叱られていない子供たちが増加している。 子供たち、その一方でわりと褒められるのには、慣れてるような気がする。 けど、褒められることの不安は、罰を受けるのにくらべて、なんとなく実体がないことだ。 潜在意識できちんと叱る両親、ちょっと怖い教師を待ってる小学生は、案外と多いのかも。 暗い色調の画面の中で・・なにか、物足りない様子の子供たち。 No93 「となりにきたこ」窓の外を見る少女 -------------------------------- おねだりが出来る相手もいなかった私。 物心付いた時、いちばん最初に教えられたのは「我慢する」と言うことだった。 それが普通のことだったので、別に苦痛ではなかったから・・・ひとりごとは、仲の良いともだち。 【はるるが過去に書いたアート関係日記(の、一部)紹介】 ↓ ↓ 文化庁メディア芸術祭 ピンクうさぎの群れ 映像】森の青空図書館~妻有アート2006 映像】家族で宇都宮美術館&松本哲夫ギャラリー・トーク。 青木理 木版画展へ 奈良美智「ともだちがほしかったこいぬ」青森県・弘前市 映像アルバム】軽井沢セゾン美術館~再読・聖と俗 映像集】南仏ニースのシャガール美術館 未確認美術館めぐり~誰も居ないAtoZ 牢獄のピーターパン~サンジェルマン教会裏手のドラクロワ美術館☆パリ 映像】菊池歩/こころの花が3万本☆妻有アート06 映像】東京都内の美術館巡り もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。 アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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