合唱団OBとして★なつかしい演奏会へ
混声合唱団コール・ミリオネアの28回目の演奏会が、10月21日の土曜日の夜に栃木県総合文化センターで開かれました。はるるさんが、過去に10年間ほど在籍していた宇都宮市内を中心にしたコーラスの集まりです。元は同じ合唱団の仲間で今も仲良くしてる学生時代のともだちが、現役メンバーに復帰してステージに立つというので、チケット(1000円)を買わされ、久しぶりに聴いて来ました。笑確か、このハセガワくんをこの合唱団に勧誘したのは最初からメンバーだったおいらだったような気がします・・・そのあと彼のほうがずっと長続きして幹事長までもやったり、皮肉なもんです。混声合唱団コール・ミリオネア第28回定期演奏会2006年10月21日(土)6:00開場 6:30開演・混声合唱曲集 「ひたすらに・・・白秋」 北原白秋作詩 池辺晋一郎編曲・17 choral arrangements of classic popular songs他より 'S wonderful, In the mood, SOMEBODY LOVES ME, I Just Called To Say I Love You MEMORY(from the Musical CATS), Begin the Beguine・モテット CANTIE TUBA・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Francisco Guerrero REGINA CAELI・・・・・・・・・・・・・・・・・・・Cristobal Morales JANITOR CARLI・・・・・・・・・・・・・・・・・・Diego Ortiz AVE MARIA・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・Tomas Luis de Victoria PUERI HEBRAEORUM・・・・・・・・・・・・・・・Tomas Luis de Victoriaはるるさんは、数十年の歴史を持つこの合唱団の創設当時からのメンバーだったのですが、栃木県の音楽界にデビューしたとき、なかなかの快進撃だったと思います。19xx年2月14日 栃木県立宇都宮東高校、同宇都宮中央女子高校のOBOG混声合唱団として発足 4月 4日 混声合唱団コール・ミリオネアと命名 7月25日 合宿(大平山青年の家) 7月26日 〃 現常任指揮者田中秀男氏に初めて指導を受ける 8月17日 東京農業大学マンドリンクラブ演奏会賛助出演 8月30日 合宿(鶏頂山 田中秀男氏を正指揮者として迎える) 8月31日 〃 10月 8日 宇河地区芸術祭初出演(最優秀賞受賞) 11月 4日 栃木県立宇都宮東高校文化祭出演 11月 8日 栃木県芸術祭初出演(芸術祭賞受賞) 翌年 4月25日 第1回演奏会(栃木会館大ホール) 4月29日 栃木県立宇都宮中央女子高校同窓会出演これ以後一般合唱団に変革 8月 1日 立教大学グリークラブ演奏会賛助出演 10月15日 宇河地区芸術祭招待演奏 11月14日 栃木県芸術祭招待演奏 5月 2日 合宿(大平山) 5月 3日 〃 8月21日 第2回演奏会(栃木会館大ホール) この2度目の太平山(おおひらさん)合宿の時、はるるの父親が危篤状態だと連絡が入り、急いで自宅に戻ったことが、ありありと思い浮かびます。大酒飲みだった父は、肝硬変に伴う合併症で49歳の若さで急逝しました。当時のおいらは、ちょどはたち前後だったかな~。会場受付で渡された演奏会プログラムの表紙には、なぜか合唱団なのに「笛吹き童子」みたいなキャラクターが、創設当時から変わることなく使用されているのを見てなつかしくなりました。これが↑「笛吹き童子」で。。。当初、裏表紙に使われたほう↑は、どーしてかおへそ出して「おねんね」してます。このイラスト、はるるさんと学生時代に同じクラスで、その頃は地元の大学の教職課程で美術を専攻していたタカハシくんに、うまいこと言いくるめて何とかノーギャラで描いてもらったような覚えがあります。汗それが、とっくに離れてしまってる合唱団で、まだ大切にされてるなんて・・・なんとなく、感慨無量。何度目かの定期演奏会で、全曲を暗譜(譜面を手元に持たず、ぜんぜん見ないで演奏すること)したフォーレのレクイエムは、美しいだけでなくモーツアルトのレクイエムと並んで、印象に強く残った曲でした。全曲演奏には数十分かかる宗教曲なんだけど、去年、コンコルド広場から真っ直ぐのフランスのマドレーヌ寺院の正面階段で、楽天仲間のパリ在住のYさんと待ち合わせたとき、正にこのマドレーヌ寺院こそがフォーレが常任指揮者&音楽監督を勤め、そのレクイエムを作曲、演奏した場所だと思い出して、改めて感激もひとしおでした。文科系サークルみたいなイメージのあるコーラスですが、どちらかと言うと体育会系のハードな部分が多いような気がします。練習は地味だし、体力は使うし、先輩後輩の区別もはっきりしてるし。なんせ、合唱ってのは、人間そのものが楽器になって、いっせいに呼吸を合わせて同じことをする訳なんだよね。で、どちらかと言えばクラシック音楽のジャンルに入るものだし。ほんとに、いつもいい加減なおいらが、よく続けてたもんです。汗にんげんが楽器になって、リズムとハーモニイの海をひとつになって泳ぐ醍醐味は、体験したものしか判らない神の降りて来るような瞬間にあります。もし、この日記を気に入っていただけたら、ぜひクリックをお願いしますね。アジアを始めとする世界各地、選りすぐりの旅行好きたちのHPが見られるランキング集にジャンプします♪人気blogランキングへ