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piano弾きの見る風景…

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11月18日のこと・・・横浜へ。
ちょっと早すぎる時間に到着したので、山下公園のお散歩。
快晴に恵まれ、蒼い港と紅葉した銀杏並木が綺麗!!
いつも思うけど(たまにしか行かないから)、横浜っていい所ですね。
1人で港の見えるレストランでパスタランチ。

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会場の時間になったので、県民ホールへ。
入り口でバッタリとliebejudithさんに早くも会う。
私は、3階席に。。。
3階席とはいえ、なんと、私の席は、右側のバルコニーのように
飛び出している部分で、しかも2列目で、思ったよりも特等席!
オケピットも舞台もいい眺め! オペラグラスも要らなかった!


今日聴いたのは、


ドレスデン国立歌劇場 (ゼンパーオーパー)

指揮:ファビオ・ルイジ 演出:ウヴェ=エリック・ラウフェンベルク  

演目は、R.シュトラウスの「ばらの騎士」





まさに、ここのオケが初演したオペラ。 本家本元なのです。
もう最高でした!世界最高峰とは、このオケって言っても過言ではない~。
最初から最後まで、オケは文句なく素晴らしかった。
私は、やっぱり、東欧のオケの響きが好き~。
プログラム見た感じ、ドイツ人以外の団員の名前を探すのが大変なくらい
ここのオケはドイツ人ばっかりです。


とにかく満喫。
オックス男爵のクルト・リドルのバスの重低音の歌声に惚れ惚れ!
今回、一番のベテラン振りを発揮していて本当に素晴らしかった!
元帥夫人もオクタヴィアンも素敵!
ゾフィーは、森麻季さん。
(彼女は私の高校時代の先輩で、当時からピアノも歌もとても優秀で有名でした)
でも少々、大柄のドイツ人歌手達の中では、彼女の声はキャシャすぎて細くて
度々オケに消されちゃうんだけども (なので、何故か召使の存在感がすごかった!)
でも、ラストのピアニッシモは綺麗でした。


たまたま私の隣の席に座っていたのは、ビジネススーツに身を包んだ素敵なドイツ人カップル。
男性は、リューベック出身、女性は、バーデンバーデン出身で
今は、日本で働いているんだそう。
せっかくだったので、休憩時間に会話してみました。
「ドイツ人は、オペラのドイツ語、全部聞き取れるんですか~??」って尋ねてみたら、
「それはもちろん、ドイツ人にとっても全部は無理よ~。だから安心しなさい!」
って言ってました。
ちなみに、私には何故か、森麻季さんのドイツ語が聞こえる。
ドイツ人のドイツ語とやっぱり違うんでしょうね。

劇中、その隣のドイツ人女性が大爆笑して観劇していた箇所は、
「つまり、あんたのことは、ズバリ嫌い」
「なんだ、そのハゲ頭!」って会話のところでした。
ドイツ人の笑いドコロを垣間見れて面白かったです。
やっぱり、音楽を対して勉強したわけでない、普通のドイツ人の若者でも
ドイツでは、オペラというのを、映画を観る感覚で楽しむという文化が
あるんだな~って、そのカップルを見て、あらためて感じました。




カーテンコールは、割れんばかりの拍手が続き、
思わず私も涙ぐむくらい、感動してしまった。
ちょっと値がはっても、いいものを観る・聴くっていうのは、
たまには必要なことだなと思いました。
前後と休憩時間を含め、5時間位でしたが、オペラ観劇で
日常から非日常の世界に連れて行ってもらえるという贅沢感を味えますね。
これが、ヨーロッパのホールのようにさらに雰囲気のあるところだと
もっと贅沢な感じがするんですよね。
久しぶりにそう思いました。
これからは、ケチケチしないで、こういうものにももっと行こうって!


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観劇後は、liebejudithさんと中華街に向かいました。
簡単につまみながら飲めそうな中華屋さんに入りました。


そしたら、私達が食べ始めた頃、なんと、隣の席に、
ヴァイオリンケースを抱えたドイツ人が2人が入ってきました。
間違えなく、今、聴いてきたシュターツカペレの人たち!!
中華街に中華屋さんなんて100件も(いやもっと)あるのに、
偶然にも同じ店に入店してくるなんて驚き~。
って思って、興味津々、彼等を見てたのですが。

容姿も顔の表情も暗く。思いっきり、垢抜けない「ヒガシ~」な人。
(失礼!ドイツ語ではオッシーと呼ぶのですが、差別的にとらえることもあるのですが、
私は、旧東側に住んでいたために、何かとても親近感が湧いたわけです。)

なんと、彼等、思いっきり英語ができないみたいで。(笑)
数字くらいしか英語使わず、あとは、ドイツ語でアワアワと
日本語メニューと格闘しながら日本人店員と会話して
とっても混乱していた様子だった。
ので、通訳してあげました~。
点心の写真は付いてるけど、中身が何が入ってるのか分からなかったみたいで。

しかし、彼等は無愛想。
オーダーし終わって御礼は言ってくれたけど、
私達には興味を一切示さないし、二人は笑いながら会話する様子もなく。

なんかなぁ~~~、思いっきり「ヒガシ」っぽい!!!!! (ほんと失礼だけども!笑)

食後、会計を済ませる時に私から、声を掛けてみた。
「今日の演奏、素晴らしかったです!」
そして、ヒガシだと確信した私は、
「私ね、ワイマールに住んでました」
って言ってみた。
そしたら、な、な、な~~~んと
「僕もワイマールから来たんだよ!」って。
2人とも、ワイマールの音大で勉強した人で、
ワイマールで今は先生もやっているらしい。
私が留学から帰ってくらいからみたいだけど。
「先生は誰だったの~?」って聞かれたから、私の恩師の名前言ってたら
ちゃんと知っていた。すごい。

しかし、さすが、ヒガシだよな~。
あのノリのない無愛想加減も英語の出来なさも。
先日のヴッパーターラー達とは大違い!



だけど、大収穫があった!
なんと、私達のビール代が、中華料理屋さんが、通訳の御礼ということで
サービスにしてくれた。
本来なら、ヒガシな人たちがご馳走してくれても良さそうだけども。笑


というわけで、ドイツのオペラ観て、ドイツ語もひょんなところで
話せてしまい、liebejudithさんと楽しくオペラ談義に花を咲かせ、
色々と楽しめたのでした。



liebejudithさんも同じ内容の日記を、もっとオペラ通の視点から書いてらっしゃいますので、是非お読みくださいね!



日記、最近忙しくって、なかなかかけなかったので、
まとめて過去のことも色々といくつか更新しました。すみません・・・。





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Last updated  November 21, 2007 11:26:47 PM
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 背番号のないエース0829@ ベルリンへ(02/27) 映画「風の電話」に、上記の内容について…
 あかね@ Re:マンハイム (2) ~語学学校~(10/11) こんにちは! 通っておられた語学学校の名…
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