|
テーマ:ヨーロッパ旅行(4168)
カテゴリ:★海外旅行記★彡
1月22日
ドイツで迎えた最初の朝は、ゆっくりと起きて、ゆっくりと朝食。 この素敵なペンションは朝食も充実していた。 美味しいコーヒーに黒パン(自分でトーストもできます)、 色々な種類のバターやジャム、そして、ゆで卵、さらに、コーンフレーク色々とヨーグルト。 ドイツのペンションは、値段が手頃でも、どこも清潔で気持ちよい。 私は、お友達の車で、お友達の住んでいるアウグスブルクに 向かって走った。 これが、ドイツのアウトバーン。 途中、大雨に見舞われた。 あんまり馬力のない車だった。笑 そして、この辺りは道が狭いので、今回は最高時速140キロ。 でも私は過去に、200キロにも乗ったことある。 私は何度もこれまでにミュンヘンは観光しているので今回はあえて アウグスブルクに向かう途中、ダッハウに寄ってもらった。 ダッハウは、有名な強制収容所のある所。 私の住んでいたワイマールにも、大きな「ブーヘンバルト強制収容所」が あったので、今回は2ヶ所目の訪問。 働けば自由になる(Arbeit macht frei)と書いてあります。 ナチスが強制収容所のスローガンとして掲げた言葉です。 時間がなかったので、中の資料館は入れなかったのだが。 雨の降る中、この強制収容所の巨大な施設に居て、とても心が痛んだ。 でも、こうやって歴史に向き合うことは大切なことと思う。 お昼は、アウトバーンのドライブインにて、 久しぶりに、バーガーキングを食べた。 やっぱり大きい!そして美味しい~。 というか、貧乏留学生生活を送っていた時代の味は、懐かしさが蘇り、なんでも美味しく感じる。笑 アウグスブルクに到着して、お友達のお仕事の時間、そして、 私の次の約束の時間が迫っていたので、すぐに汽車に乗った。 アウグスブルクは、大都市でも田舎でもなく、とても環境のいい 素敵な街。私は2度目だった。今回はゆっくりできなくって残念だった。 ジャーマンレイルパス(4回フレキシブル)の1回目を使って、マンハイムに向かった。 久しぶりのICE乗車。 ドイツのICEは、いつの間にか、大工事が進んで新路線が大幅に増えて 速度アップが図られて、かなり時間短縮されていた。 久しぶりすぎてICEの乗り方も忘れてしまったので、 お友達に色々と教わった。 まず、駅に置かれている機械化されたネットで、時刻表を取り出して ホームに行って、ホームに掲示されているポスターを見て、2等車が ホームのどこの位置に来るか確認。 そして、そこで電車が来たら乗り込んで、私は指定席を予約していなかったので、 乗ってから、「アウグスブルク⇒マンハイム」間の予約されて いないシートを探して、座った。 どの席が予約済みなのかは、席の上に書いてある。 昔は、一枚一枚、紙が差し込んであったけど、今のICEは、これも 電子化されていた。 今回、色々な汽車に乗ったけど、10年前にはよく走っていた ボロイ汽車には一度もめぐり合わなかった。 ボロイ汽車だと、乗り降りの階段がスーツケースがあるとシンドイし、 汽車の扉を開けるのにも力を要したし、トイレは垂れ流しだったし・・・。 さすがに10年も経つと変わるもの。 マンハイムに着いたら、ドイツ人のお友達に電話した。 マンハイムの駅も随分と変わったので驚いた・・・。 今日泊まらせていただくお友達の家に行くのに、仕事帰りのドイツ人の 旦那様が、私を迎えに来てくれた。 車の中に、彼のもうすぐ2歳になる赤ちゃんが待っていた。 会った途端、「Bist Du Aya!?」「Nein, Du bist nicht Aya」って言ってて、むちゃくちゃ可愛かった~。 2歳になってないのに、とってもおしゃべりな赤ちゃん。 その赤ちゃんのママこそが、私のドイツ留学時代初期の頃に住んでいた マンハイムのアパートの同居者。 昔の日記にも書いたが、彼女は、とても賢い上海出身の中国人で、漢字を書いて、ドイツ語の分からない私に色々なことを教えてくれた、何でも助けてくれた命の恩人。 彼女は、マンハイム大学で数学の勉強をして、その後、フランクフルトで 外資系で会計士として働いている。 このドイツ人の旦那様と知り合ったのは、私と一緒に住んでいる頃で、 私は、彼女達の馴れ初めから知っている。 5年前に会った時はまだ結婚していなかったのだが、今は、2人は 結婚して、赤ちゃんを産んで、そして、マンハイムとハイデルベルクの 中間辺りにある街の一軒家を手に入れて、幸せに人生を歩んでいる。 家に着いたら、フランクフルトの仕事から帰ってきた中国人の彼女と 5年ぶりの喜びの再会。 彼女は私のために中華料理をご馳走してくれた。 いつも彼女の料理は美味しいし、手早いし、栄養満点。 家は、中古の一軒家でしたが、旦那様の弟さんが家具職人だとかで、 新品の大きなお手製のキッチンだったり、素晴らしい家だった。 まだまだ、改築中のところがいっぱいあるそうで、これからどんどん 綺麗になっていく進化中の家らしい。 地下には大きな倉庫(ここも部屋ができるくらい)、大きな庭、 そして、1階がダイニングキッチン、2階にゲストルームと赤ちゃんの部屋とバスルーム、3階の屋根裏部屋がパパとママの部屋でここにもバスルームがある。 赤ちゃんはまだ2歳になっていないけど、ヨーロッパ式子育てで、 両親とは別寝です。ベットサークルがあって、そこに入ると出られないみたいだけど、赤ちゃんの時から別寝と聞いてビックリだった。 しかも、2階と3階で、大丈夫なのかしら?と。 中国人のママにとっても親しみのない習慣だったそう。 ドイツでの両親共働きの環境など色々なお話ができて、楽しかった。 翌日も彼等はお仕事だったので、ご迷惑掛けないように私はなるべく早く床についた。 http://maps.google.co.jp/maps お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 2, 2008 01:38:09 AM
コメント(0) | コメントを書く
[★海外旅行記★彡] カテゴリの最新記事
|
|