ワイマール (番外編) ~イチョウ~
銀杏の葉東洋から私の庭にやってきた、この木、葉。この銀杏は、賢い者をも感銘させてしまう深い意味がある。これは、そもそも1枚の葉っぱなのか?それとも2枚に分かれたのか?それとも2枚の葉っぱが結ばれて1枚になったものなのか?このようなことを考えるうちに私はこの葉の本当の意味を見付けた。私の歌を聴くと感じませんか?私は1枚であるのに、あなたと結ばれた2枚の葉でもあるということを。 ウォルフガング ゲーテワイマールの音大の傍らに、大きな一本のイチョウの木があった。ドイツ語では、イチョウのことを、「Ginko」 や 「Gingko」と言う。日本語の「銀杏」からきているに違いない。そして、ドイツでは「ゲーテの木」とも呼ばれるそうである。それは、この植物学の研究もしていたゲーテの書いたこの詩に由来しているのだとか。 (私の翻訳です、解釈が間違っていたらごめんなさい。)このワイマールのイチョウの木の下で、街の観光案内人が、沢山のドイツ人団体客にこの木の説明をしていた時だった。たまたま学校に行く折にこの側を通り掛かった日本人の私を見て、団体客が「あら、日本人だわ!」と笑っているのが聞こえたのを思い出す。イチョウは、ゲーテの時代と今も変わらず、エキゾチックなものなのかもしれない。ワイマールの街は、銀杏グッズであふれています。私が帰国してからオープンしたので、まだ訪れたことがありませんが、 イチョウ博物館(ワイマール) もあるようです。写真、筑波にて。