May 10, 2008

湯河原クラシック音楽祭

(2)
湯河原でのコンサート終りました~。


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今回のコンサートは、私の大変お世話になっている、ヴィオリストの先生が70歳のお誕生日ということで
企画されました。
1日目は、先生と先生のお弟子さんたちや、かれこれ5年前にドイツ・イタリアに演奏旅行した時の弦楽合奏メンバーでの演奏で、御祝いコンサート。
2日目は、先生が、湯河原のこの素晴らしいホールを地元の方々にもっと知ってもらおうと企画しての音楽祭形式のコンサート。弦楽合奏のメンバーと地元の方々が出演なさりました。




そもそも5年前のドイツとイタリアでの演奏旅行は、先生の愛用なさっていたアマティ?いや、さらにそれ以前のかもしれない鑑定では、値が付けられないほどという素晴らしい名器のヴァイオリンを、発祥の地クレモナにあるストラディバリ博物館へ寄贈するということから企画され、先生のお人柄に感銘を受けたお弟子さんやお仲間でできあがった弦楽合奏のメンバーで行ったわけでした。
私は、チェンバリストとして、合奏の中に参加させて頂き、本当に貴重な体験をさせてもらったのでした。
何しろ2週間近くに渡り、共に海外ツアーをそのメンバーで楽しみ、もはや単なる演奏仲間とは言い難いほど
親密な合奏団となったのです。

そのメンバーとの再会。また同じコンサートを再演できるとあって、本当に心待ちにしていました。


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私は、ヴィヴァルディの「4つの霊感」で今回もまたチェンバロを弾かせて頂く機会に恵まれました。
何しろ、チェンバロは、ド素人!m(__)m
「ayayaさん、1ミリ速いんだよね~」と言われながら、ピアノとは発音のタイミングの違う楽器に悪戦苦闘。
さらに、なかなかパート譜だけでは、休符の数が数えられないもんだから、スコア譜を貼ったりして必死。
そして、日頃はピアノでしか練習できず、電車の中でスコアと睨めっこして、パート譜に tutti と solo を
書き込んで。いざチェンバロで、 鍵盤上下移動が本番で果たして実践できるかどうか・・・?
不安を抱え込みながら当日を向かえました。


でも、本番は、とっても楽しく、休符も間違えず、タイミングも合わせて演奏できました。
素晴らしいメンバーの仲間に入ってチェンバロを演奏させてもらえているということが、とても幸せでした。
先生と2人でもエックレスのソナタを演奏しました。すごい集中力大発揮で即興しまくり~。
ちゃんと2段鍵盤をいったりきたりしてみました。録音聴いてみないとどんな演奏だったのか謎なのですが。
本番後、皆さんに「先生に寄り添っていて伴奏していていい演奏だった!」とお褒めの言葉を頂き、本当に嬉しく思いました。

前半のプログラム終った後に、先生にサプライズで、ハッピバースデーの歌を演奏して、 ケーキと花束が舞台に出てきて、みんなウルウルきていました。

先生を何年も前から知っている人達には、感慨深いものがあったみたいです。


土曜日の夜は、コンサート終了後、大パーティー!
海を一望できるレストランを借り切って、ビュッフェでした。
みんなコンサートを楽しく終えて、多いに盛り上がりました。
さらに、ホテルに移動後も夜中の1時頃まで、飲み会が続きました。
本当、いいメンバーです。

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そして、翌日は、朝起きて温泉入って、私は再び真鶴のコンサートホールへと向かいました。

日曜日のコンサートは、チェンバロの出番はなく、私は裏方でした。
ステマネのお手伝い。結構、神経使う仕事ですね。私は何も役に立っていなかったけど。
1曲、譜メクリを頼まれたのですが。。。前代未聞の大事件勃発!
シューベルトの鱒だったのだけども、ゲネプロの時に、ペータース版が見難いったらありゃしないことと、リピートで2回も戻り譜メクリがあるので、大変だなぁ~と想像はしていたのですが、まさかこんなことになるなんて~な事件だったのです。

なんと、5楽章くらいまで来たときに、、、左側のページが弾き終って、右側のページに目を移すと、続きがなかったのです。
ピアニストの方は、暗譜で続きの3連符のメロディーを弾いていたのですが、どう見ても譜面とは違うのです。私は、自分の見ていた場所が間違っていたのかと思って、ほんとビックリ!

慌ててページの数字に目をやると、49の次が54だかとかってなっていて、もうワケ分からない。
とにかく、50を捜し・・・・・・とそうこうしている間もピアニストさんは、なんと暗譜で演奏を続けていて、でも、だんだん怪しくなりつつある時に、「あった~!!」とピアニストさんが指をさしてくれて、とりあえず、そのページに。
けど、じゃぁ、50が終った後、どこに行くのだ~??ってなって、私は、曲がどんどん進む中、今度は51を探し。
もう本当、パニック。血の気が引く思いというか、はっきり言って、自分が演奏するよりも何よりも緊張。足まで震えました。

結局、後から分かったのだけど、51ページから54ページくらいのページが楽譜の背の糸綴じから束になって外れていて、それが、なんでだか、本番前に本来あるはずのページよりも1ページ前のページに挟まっちゃっていたということ。

たぶん、ピアニストさんは見事に暗譜していたお陰であたかも何事もなかったように?(崩壊していたのは1小節位で済んだと思う)弾いていたけど、横でゴチャゴチャ焦っていたのは、客席から見えたと思うから、聴いてるお客さんには、「なんて下手くそな譜メクリなんだ~」って思われていたかもしれないです。涙
でも、本当にピアニストさん、頑張っていて、コンサート台無しにならないで心から良かったと思いました。


それにしても、この一件で物凄くくたびれ果てて、コンサート終了。
みんなで名残を惜しみながら、解散。


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色々ありましたが、素晴らしいコンサートになってよかったです。
先生、70歳のお誕生日おめでとうございました!!
これからもどうかお元気にずっと現役でヴィオラの音を響かせて下さい!!





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Last updated  May 16, 2008 01:08:23 AM
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