カテゴリ:カテゴリ未分類
ロジャース系の心理学を学ぶと、
「I love you. becouse you are you.」 という言葉を聞きます。 「あなたはあなたのままでいいんだよ。そのままのあなたが好きだから…」 でも、それを聞いても受け入れられない人もいます。 自分に自信がない。自分を好きじゃない。 そういう人は、そのままの自分が好きじゃないから、そのままでいいと言われても受け入れられないんですね。 もう4年も前になりますが、この言葉も知らなかった頃、時々チャットをするB君という大学生の友達がいました。 彼は悩んでいました。多重人格症状を持ち、自分をもてあましていました。自分は誰にも好かれていないと思っていました。 なので私はB君を励ましたくて、 「私はB君がいい人だって知っているよ。だから、B君がどんなことをやったって、たとえ罪を犯したって、それでも信じるよ」 とチャットで伝えました。 B君にどんな面があろうと、これからどんなことをやったとしても、それまでに私が親切にしてもらったり、周りの人によく気を遣うイイコだなぁと思った事実は消えないのです。 でも、受け入れてもらえませんでした。 きっと彼は、彼の望んだ人から望んだ言葉を得られるまで、そして自分が納得するまで、そのままでい続けるんだろうなと私は思いました。 言葉には力があります。 でも、それがツボに入るかどうかは、受け手の状態にもよります。 どの言葉が、どの人に役立つか分かりません。 でも、今役に立たなくても、将来思い出して、その人の力になることができるかもしれない。 そう思って、お会いする人、お店のお客さまに、いつも心を込めてお話ししようと思う私です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年06月14日 12時02分56秒
|
|