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一昨日の日記でもご紹介した飯田史彦先生の講演会で、うつ病の人のお話もありました。
退行催眠をかけると、いつも自覚している意識(顕在意識)ではなく、潜在意識とも繋がることができます。そして、自分が自覚していなかった心の傷(トラウマ)を知ることもできるのですね。 先生の教え子さんが、軽いうつになられ、その原因を退行催眠でさぐっていきました。 そしてどんどん退行して、生まれる前、自分があたたかな光のようのものに包まれていたときまで戻りました。 そして、その光とコミュニケーションをとってもらったのですね。 そうするとその光はこう語ったそうです。 「うつ病とは、自分に価値を感じなくなること。自分は生きている価値がないと思う人がなる」 うつ病の人は「自分を許す」ということを学んでいるのだ、と言うのです。 「自分が何かできる」と、他人に見せる必要などない。 「生まれてきた」それだけでもう、自分は価値があるだから、 他人から認められる必要などない。もう認められているのだ。 どんな人でも、生きているというだけで、誰かから必ず必要とされている。 間違いなどない。自分で自分を評価しすぎない。 愛に従って生きること。 愛とは、人をいとおしく思うその奥にある、分かちあい、創造していくもの… 自分を信じること。愛にゆだね、自分を責めるのでなく、愛すること… 「許す」というのは大きなキーワードですね。 私の知っている人も軽いうつ病ですが、思うように動けない自分が「許せ」ない。 そして、自分を取り巻く環境も「許せ」ない。 「動けなくてもいいじゃないですか」と言ってみても、 「そうは思えない」と返される。 うつの人は、こだわりの強いまじめな人だな、と思っていたのですが、 「許せない」人、なんですね。 私は、「こだわらない人」になりたいなと訓練(笑)をしています。 人から何か言われてガーンとするのは、自分の中に「こうあるべき」というこだわりがあるから。 だから、そのこだわりを捨てて、「その人はそう思っているのね」と受け入れること。 損をした!とお金などにこだわった時は、「その分、人徳を天に貯金できたんだ」と思うようにすること。等々… これらを訓練している成果で、人に対しては、このごろクヨクヨしたり怒ったりすることが減りました。 けれど、自分に対しては、おなかも減っていないのに、なんとなく時間ができるとオヤツを食べてしまい、その結果おなかがプヨプヨになったのが許せない(笑)。 また、やらなければいけないことがあるのに、やる気が起こらずダラダラしてしまい、そんな自分も許せない(笑)。 でも、自分を責めるのでなく許し、愛して信じてかわいがることなんですね。 だって、「プヨプヨ」も「ダラダラ」も、「予定通り」なんですから(笑)。 「許せない」と思うことはいろいろあります。 けれど、「許せると思ったらどうか?」そういう訓練もちょっと始めてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年11月18日 23時11分29秒
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