カテゴリ:リコネクティブ・ヒーリング
昨日の続きです。
ヒーリングと私の説明の足りない言葉がきっかけとなって、 姉に沈んだ思いをさせてしまったのですが、 3回目のセッションを終えると、 姉の表情がなんだか明るいのです。 「どんな感じだった?」と聞くと、 「『自分が現実を引き寄せている』って聞いて、 それが正しいんだろうとは分かるんだけど、 それを認めたくない自分がいやで、 昨日はどうも落ち着かなかったんだよね」 それは、私のせいなので、申し訳なかったです…。 「でも、今日は集中しようと思ったの。 それで、私は前に瞑想をやったとき、 宇宙に繋がるイメージをしたら すんなりいけたことがあったので、 そういう気持ちで受けていたら… 昨日言おうと思って忘れていたんだけど、 昨日受けた時に扉が見えて、それが開くと、宇宙が見えたのよ。 それが今日も見えて」 さすが漫画家! ビジュアルで感じたようです。 けれど、それだけではなかったのです。 「それで、宇宙に質問してみたの。 どうして私は、こんなに色々なことを経験しているのか、 教えてくださいって」 宇宙に質問? ヒーリング中にそういうことをした人は 聞いたことはありません。 そんなことできるのかと思っていたら、 姉は言うのです。 「そうしたら、外国の民族衣装を着た女の人が出てきたのよ。 顔ははっきりしないんだけど、 とても悲しそうな顔で、私はなんとなく、 その人が幽閉されている感じがしたんだよね」 そ、それもしかして…? 「なんだか、前世のような気がする」 なんと!「オーラの泉」の世界です。 「あやこはさ、萩尾望都の『ル・パントー』って覚えてる?」 私はあまり印象になかったのですが、 「銀の三角」という漫画の中のキャラクターで、 幽閉されて外に出ることを許されなかったので、 ただ、イメージの中で色々な人生を楽しんでいた… という人なのだそうです。 姉はその話の印象がとても強く、 バリに来てからも、その話のことを 何度も思い出していたようなのです。 「もしかしたら、私の前世も幽閉されていて、 人と交わることも外に出ることもできなかったのかもしれない。 だからね、今の人生は、人並み以上に 色々な経験をしたいと願っていたから、 こういう人生になったんじゃないかと思ったんだ」 幽閉されていたら、人と交わることによって生まれる、 泣いたり笑ったりということを経験できません。 人に迷惑や心配をかけることだってできません。 だから、次こそは。 今度の人生こそは…。 国際結婚という波乱の道を進み、 現地でたくさんの楽しい思いもしましたが、 苦しい思いも味わって、 感情が高ぶって家族に心配をかけたこともすべて… 「自分が経験したいことだから、 自分が選んでいたんだって思ったのよ。 だから、あやこが言っていた 『思ったことが現実になる』っていうのが、 その瞬間、本当に腑に落ちたんだ」 そして、スッキリした顔で笑います。 「『そういうことなんですか?』って宇宙に訊いたら、 『そうだそうだ』って言われて、ヒーリングが終わったのよ」 おおーー! セッション中、家族が帰ってきて家があわただしくなり、 予定の30分にちょっと欠けるくらいで切り上げたのに、 必要なことはちゃんと起こっていたんですね。 「そう考えるとさ、すべてのことが当てはまっていくんだよね。 私が漫画家の仕事をしてるのも、 仕事中は漫画の世界に意識を飛ばすから、 前にやっていたことを仕事にしているのかもしれない」 確かにそうです。 「今までは、自分が煮詰まると家族に迷惑をかけてしまって、 申し訳ない、と思っていたけれど、 『私がいろいろな経験をするのをサポートしてくれている』って 思うと、本当にソウルメイトだってますます感謝したくなった! それに、これからどんなことが起っても、 『これも経験したいことなんだから』って思えば、 乗り越えられそうだよ」 「よかったね~~~!」 と手をとって大喜びをしました。 …もちろん、これが本当に前世なのかどうかは、 誰も証明できません。 ヒーリングの力かどうかも分かりません。 でも、姉も私も、 このことでいろいろなことがぴたっと当てはまって 分かった気がしたのです。 それが一番大切なことです。 吉野さんが、バリに来る直前のお話会で言っていたのが、 「ガイドやハイヤーセルフなど、宇宙の力は、 明確に求められなければ、応えられません」 と言っていました。 困っているときに「どうにかして!」と言われても、 何をしたらいいのか分からないのです。 だから、「どうしたらいいですか」と訊くのがいいのだそうです。 姉は、この悶々とした状態をどうにかしたいと切実に思い、 そして心を開いて、心から問いかけました。 …その「心からの思い」こそが、 姉に必要な答えをくれたのだと私は思います。 その答えが来るルートは、ヒーリングかもしれないし、 リーディングかもしれないし、ふと開いた本かもしれない。 でも、「心からの思い」が求めるものを引き寄せる… それも「思いが現実を作る」ということの 一つではないかと私も感じることができました。 姉は以前、自分が前世でバリの人にすごく迷惑をかけたから、 今生ではその恩返しをしているのかもしれない、 と言っていたことがあります。 そう思うことでも、自分の現実を受け入れ、 一生懸命取り組むことの助けとなりますが、 「自分が体験したかったから」と思うと、 より現実を受け入れることができるでしょう。 日本に戻って、姉から 「あれからなんだか 見える世界が新しく変わったというか 新鮮な気持ちで、毎日過ごしてるよ~~~。 良かった良かった! ありがとう」 という嬉しいメールが届きました。 姉が積年思っていたことが、ヒーリングを通して スッキリしたこと。 私も不思議な経験をさせてもらったこと。 このためにこそ、私はヒーリングを学んだのかもしれないと思いました。 もちろん、誰もがこういう体験をすることはないでしょう。 姉は、前にもスピリチュアルなワークショップを受けたとき、 会ったことがない義父の顔が「分かった」ことや、 とても悩んでいた時に、ふと思い立って 家のサンガ(社)で祈っていたら、 メッセージを受け取ったことがあります。 もともと、そういう素養があったのかもしれません。 ヒーリングをしても「全然何も感じません」という方もいらっしゃいます。 大切なのは、「自分が求める心」。 それこそが、自分に必要なものを、必要な時に もたらしてくれるのだと私は思います! ちなみに、自分の「魔法のスクリーン」で自分が求めるものを 映したい方は、吉野さんの新刊、 「シンプルスピリチュアルレッスン」を読んでくださいませ~!^^ ↓「面白い~!」と思われた方は、押してみてください! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月15日 21時29分03秒
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