2011/08/10(水)10:03
痛みで寝られない日が続いていました
「あなたが失いたくないものはなんですか?」
と訊かれたら、何と答えるでしょうか。
家とか仕事とか、家族とか友達とか、
お金とか財産とか、健康とか思い出の品とか、
テレビとかインターネットとか・・・。
きっとさまざまなものが出てきますよね。
「失いたくないもの」というのは、
「今、持っているもの」。
だから、失くしてからそのありがたみを思い出すのでなく、
「今」、そのありがたみを再確認して、
それを得ている幸せに感謝するといい・・・。
というのは「幸せ」を確認するための方法の一つです。
わたしもたくさんの失いたくないものはあるのですが、
最近しみじみと感じたのは
「健康」
のありがたみです。
私はけっこう丈夫なヒトなのですが、
2週間ちょっと前に、少し微熱が出ました。
「疲れているのかな?」
と思ってたくさん寝たら、熱はすぐに下がったのですが、
思い当たるものがないのに、腕足にじんましんが出て、
さらに右の背中が痛くなり、
ダメ押しとばかりに腕を何かに刺されて、
4センチ四方の中に60個も水泡ができる@@という
災難に見舞われました^^;。
じんましんのほうは、2日半、野菜とごはんの精進料理を
心がけたら、何事もなかったかのように終息して、
体重も1キロデトックスできました。
水泡のほうも、水を抜いて、ラベンダーオイルを塗ったら、
炎症が治まってかさぶたとなり、今はそれもとれました。
が、痛みのほうが・・・f^^;。
素人診断ではあるのですが、
筋肉に熱がついて、プロスタグランジンという痛みホルモンが
出ていたのではないかと思います。
常時痛いので消耗して、夜は起きていられず、
10時には床につく毎日。
けれど夜中に痛みで目が覚めて、2時間ほど眠れない日が
続きました。
「痛み止めを飲んだら、寝やすくなるのかな」とも思うのですが、
体がわざわざ痛みホルモンを出すのは、
「安静にしなさい」
というお知らせでもあります。
整体師たるもの、「体の声」は聞きたいところです。
でも、痛みがあると
お店の仕事のときは気合が入っているので忘れているのですが、
パソコンや本に向かったり、考え事をしようとしても
集中できないんですよね。
出かける元気も出てきません。
いや~~~~、痛みの持病をもっておられる方は、
本当に大変です!
通常、痛みに慣れていないので、本当につらかったです。
でも、この痛みも、薄皮を剥ぐように、
一日一日和らいでいくのです。
背中から肩のほうに痛みがうつっていき、
「肩が痛い時はこのツボが効くんだな」と身をもって知り(笑)、
やがて夜も、痛みで目覚めずにすむようになり、
今は、ほんのわずかな違和感を残すのみになりました。
そして今。
「失いたくないもの」
の筆頭に来るのは「健康」です。
健康でなかったら、仕事もはかどらないし、
楽しもうとしても半減してしまいます。
「体は自分のもの」と思おうとしても、
自分の気持ちだけでは、痛み一つ止めることができません。
もちろん、心臓を意志だけで止めることもできませんよね。
「体は、自分の意志だけで制御できるものではない」
と思うと、しみじみと
「体は借り物」
だと思います。
自分の魂と心を載せた「乗り物」。
そして、自分にさまざまな経験をさせてくれるもの。
好きな人と出会えて、甘酸っぱい思いをさせてくれるのも、
楽しい経験をして思いっきり笑えるのも、
この、体があればこそ。
なのに、「仕事だから」と体に無理をさせてしまうことも多いはずです。
地上に生きている限り、
この体とともにあります。
疲れている、と思ったら休む。
バランスの良い食事を心がける。
肌触りのいいものを着る・・・。
しみじみと、「体を大切に」と思いました。
夏バテをしやすい時期です。
ぜひぜひ、お身体ご自愛くださいませ!^^
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