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カブトムシダイエット

カブトムシダイエット

相場の格言

○…万人の気弱きときは米上がるべきの理なり。諸人気強きときは米下がるべきの種なり。(三猿金泉秘録)
○…弱気の理、世に現われ出ればみな弱気、何時にても買いの種まけ。(同)
○…万人が心に迷う米なれば、つれなき道へおもむくがよし。    (同)
○…万人が万人ながら弱気なら、のぼるべき理をふくむ米なり。   (同)
○…千人が千人ながら強気なら、くだるべき理をふくむ米なり。   (同)
○…野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし。    (同)
○…万人が万人ながら強気なら、たわけになりて米を売るべし。   (同)
○…万人があきれはてたる値が出れば、それが高下の界(さかい)なりけり。(同)
○…いつとても買い落城の弱峠、こわいところを買うが極意ぞ。   (同)
○…いつとても売り落城の強峠、こわいところを売るが極意ぞ。   (同)
○…向かう理は、高きを売りて安きを買う。米商いの大秘密と知れ。 (同)
○…米だんだん下げ、人気も揃い弱く、何程下がるも知れがたく、わが考えも弱かるべしと思う節、心を転じ買い入れるべきなり。この思い切り、海中に飛び入る心持ち甚だ成しにくきものなれど、その節疑いの気を生ぜず買うべし。きわめて利運なり。下げと見込むとき、思い入れの通り下がるものなれば心易きものなれど(わけはないが)、人気下がると片寄るときは、かえって上がるものゆえ考えに及ばざるなり。上げも同断。すなわち海中に飛び込む心持ち、極意なり。(宗久翁秘録)
○…十人が十人片寄るときは決して(必ず)その裏くるものなり。(同)
○…米弱みにみえ、しきりに売り気進み立ち候節、気転じ買い方につくべし。きわめて利運なり。ぜひ上ぐべしと買い気進み立ち候節、これまた気を転じ売るべし。(同)
○…わが思い入れをみだりに人に話すなかれ。他の了簡聞くことなかれ。(相庭高下伝)
○…売り買いはいくさの備えも同じこと、米商いの軍兵(ぐんぴょう)は金。(三猿金泉秘録)
○…商い仕掛けたるとき、まず損銀をつもるべし。後悔を先へ慎むべし。(八木虎之巻)
○…商いに三つの慎みあり。第一油断、第二不巧(慎重を欠くこと)、第三不敵なり。油断よりおこりて利をとるべきときを忘れ、損を見切り逃げるときをはずし、利に乗じて米多く仕入るべきときを失い、不巧より仕掛けの商い覚悟なく、思い入れの立てようも人気に迷いて思慮浅く、あるいは臨機応変のかけひきにうとく、不敵よりおこりて大高下の節、俵数(取引量)を恐れず、はじめより身上不相応に米を仕込み、すこしのことにてその米こたえがたく(わずかの損勘定にもその建玉を維持することができず)、利になるべきを損にて仕舞い、あるいは底値に付け込み天井にのせ、これらは勝ちいくさに長追いして伏勢にあたり、かえって敗北するに同じ。(商家秘録)
○…商いをせんと思う節、最初まず損銀のつもりをすべし。思い入れ違いたるところにて、これほどの損にて仕舞うと分別し、その上にても違うならば、誤りて(まちがいとして)早く見切り仕舞うべし。最初に計りし損より多く損すべからず。(同)
○…商い致す節、何程の金高に売買致すべきと分限に応じ相定め申すべきことなり。(宗久翁秘録)


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