毎月、幼稚園から頂く「全日私幼連PTAしんぶん」に、興味深い記事がありました。
相手をねぎらう「ご苦労さま」という言葉は、目上の人には「お疲れさま」と
言い換えるのが常識ですが、けっこう間違えることが多いようです。
昨年、私は幼稚園役員でしたので、イベントのサポートする機会が多くありました。
その中で、同じ役員ママさんが園長夫人に対して
「ご苦労さまです。」と、お声をかけていてヒヤヒヤする思いでした。
仲の良いママでしたら、訂正することもできますが・・・
私が、目上の方へは「ご苦労さま」と使ってはいけないと教わったのは、
入社してすぐのことです。
先輩に対して「ご苦労さまは、何様?!」と嫌味を言われたものです。
仕事柄、会社社長のお客様もいらっしゃるので言葉づかいを、かなり勉強しました。
また、新入社員時代に、自分の間違いでお金を多くお客様にご返金してしまった際、
お電話にてご説明、及びお返しいただくようお願いしたのですが、
「会計〆の際に発覚し・・・」という言葉を使ってしまい、大激怒された経験があります。
12年間の勤務中、かなりお客様からご指摘を頂き、恥ずかしい思いも致しましたし、
自分自身の教養のなさに情けなくなったものです。
新入社員の1年間で、あらゆる分野の接客スタッフの方々の言葉づかいを研究しました。
(1番素敵な言葉づかいだったのが、伊勢丹新宿店でした。)
おかげで、いろんな方々の良い言葉づかいを取り入れて、
「素敵な言葉づかいだね。」とお褒め頂くこともしばしばでした。
社内のもぐりの電話対応でも、私のやりとりが録音され、各支店の朝礼にて流されました。
特にリーダーになると、人に快くお仕事をやって頂くために、
目上の人とお話しする以上に、気を使うことも多いです。
敬語には、
「尊敬語」・「謙譲語」・「丁寧語」の3種類があります。
丁寧語は、語尾を「です。」「ます。」と
丁寧に言い表すだけで良いのですが、
尊敬語は、
相手を敬う気持ちを表す言葉、
謙譲語は、
自分の行為を謙る気持ちを表す言葉。
これから子供たちに正しく教えていくためにも改めて勉強し直さなければ・・・
と感じています。
また日頃の言葉づかいも子供たちは聞いているので癖になります。
自然に綺麗な言葉づかいができると良いのですが・・・
子供を叱っているときの私の言葉づかいは、ヤクザって感じです!!!
言葉づかいで、同じ内容でも随分と心象が変わりますよね。
私は自分自身にも娘たちにも
女性らしさとは、綺麗な言葉づかいと綺麗な字、そして笑顔と言っています。
PTAしんぶんに、
少なくとも日頃から、こんな場合には敬語を使う、この人とは友だち語でいける
という自分なりの基準を作っておくと間違いが少なくなります。
と書かれていました。
改めて私と関わりある方々への配慮を見直す良いきっかけの記事でした。
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