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書くことが好きだ。
子供の頃人とどう接して良いのかわからなかった。 何を言っても、どう動いてもすべて裏目。 そのうちあまり話さなくなった。 話さなくなったかわりに書きはじめた。 日常のこと、詩、映画のこと、芝居のこと… どんどん自分の内面に向かっていた。 書くことによってなんとなくだが話せるようになった。 自分の言いたいことがわかるようになった。 相手の言いたいことがなんとなくだがわかるようになった。 いまだに緊張する人に会うときもあるけど昔ほど怖くなくなった。 書くことは自分にとって呼吸するのと同じことだ。 生きていくために必要なモノだ。 一眼レフカメラがカッコイイと思ってた。 中古のカメラを先輩から安く購入していつも持っていた。 たくさん撮った。レンズ越しなら緊張しなかった。 怖いと思っていた人間がとても愛すべきモノに変わっていった。 一時カメラを手放した。 また欲しくなった。 デジカメと一眼レフを購入した。 デジカメでライブを撮り始めた。 レンズの向こうに伝えたいと思うモノがあった。 ライブでは息遣いまで伝わるように。 演奏中に見せるちょっとした安堵の色が撮りたい。 何かあればスナップ写真も撮っている。 集合写真やちゃんと声をかけてじゃなくフラッシュをつけずに。 みんなのその時の顔が撮りたかった。 その佇まいを撮りたいと思った。 誰かにちゃんと習った訳じゃなく友人達がみんな師匠だ。 街で見かけたポスターや、写真集全部が教科書だ。 撮ることと書くことが描けない自分にできる表現方法。 ドラムをやめられないのと同じようにやめられないと思う。 呼吸するのと同じように生きていくために必要なモノだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.24 07:54:55
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